Path: ccsf.homeunix.org!news.moat.net!aero.kyushu-u!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!news.media.kyoto-u.ac.jp!not-for-mail From: Masahiko KODERA Newsgroups: fj.rec.rail Subject: Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCOzMzWU8pQH4bKEIgKFJlOiAbJEI2YUU0RmBOSRsoQg==?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCQH4bKEIp?= Date: Tue, 28 Feb 2006 23:18:50 +0900 Organization: Public NNTP Service, Kyoto University, JAPAN Lines: 70 Sender: kodera_m@cool.odn.ne.jp Message-ID: References: <060227224403.M0125851@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp> <060228084055.M0160508@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp> <060228084911.M0260508@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp> NNTP-Posting-Host: kbmfa-02p3-223.ppp11.odn.ad.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: caraway.media.kyoto-u.ac.jp 1141136331 11349 218.218.150.223 (28 Feb 2006 14:18:51 GMT) X-Complaints-To: news@news.media.kyoto-u.ac.jp NNTP-Posting-Date: Tue, 28 Feb 2006 14:18:51 +0000 (UTC) User-Agent: Thunderbird 1.5 (Macintosh/20051201) In-Reply-To: Xref: ccsf.homeunix.org fj.rec.rail:3561 古寺です。 toda@lbm.go.jp さんwrote: > In article <060228084055.M0160508@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp> kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes: >>> 旧トンネルは東生駒線に流用されています。 >> なるほど! それで第三軌条なわけ? > そういう「向き」の因果関係では無いでしょう。 > > 元々「地下鉄だから車両限界の小さい第三軌条で作ってあった」 > →それを生駒まで延長しようという話になった。 > →車両限界が小さいから、旧トンネルをそのまま流用できるぞ! > という流れですよね。 「そのまま流用」したかも...どうなのでしょうね? トンネル内や地下鉄線も点線で描かれている地図で見ると、東大 阪線は、新生駒トンネルの2/3ほどはピッタリ真横に沿っています。 生駒駅も、奈良線に並べて東大阪線を乗り入れさせようとすれば、 それはまさに旧トンネルの入り口の前のスペースしかないわけで、 「遺構が新線に取られる」のは必然と言えます。ただ旧トンネル の相当部分を流用してるんですかね? 資料の記憶に有った2003年1月のピクトリアル「近鉄」臨時増刊を 引っぱり出して来て見ましたが、「近鉄各線 路線変更の記録  高山 禮蔵」という記事中で「旧トンネル東口部分から地表に出て 生駒に着く」と有る物の、線状での一致度みたいなところへの確た る言及は無し。 グラフ「奈良線 1960年代の表情」に新トンネル開通直前の生駒が 掲載されています。工事中の現トンネル入り口真横に元々の古い トンネル入り口が有って電車が入って行くシーンなんですが、れん が造りなんですよね。 それで、上本町行電車がトンネルに入って行く所で線路に車両が かぶって良く見えないのですけど、なんかトンネルのド真ん中に 入って行ってるような...タテヨコ比で見ると単線断面にしては幅 が有るようには思うのですけど(上下が低いから?)、なんか単線使 用しているように見えます。 前の記事で「ポール集電と小型車の運転を前提とした断面」と有り、 数字的には「車体幅2,444m、車体長14,820mm」となっています。 グラフページではもちろんパンタ化されてますし、車両と口の対比 ではやはり、トンネル断面の中央(一番高いところ)にやっと架線を 通せてるようなものだったのではないかと。とすると、単線断面 なのかなぁ? ルート的に旧トンネルと中でも一致していたとすれば、旧トンネル を「先進導坑」的に利用して、拡幅とセメントによる巻き直しを するような使い方だったのではないかと。 > In article <060228084911.M0260508@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp> kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes: >>> 奈良線の石切手前で、眼下に新石切が見えるのがお気に入りだったり >>> (生駒で横に居るのに、よくぞこれだけの高低差がって感じも)。 >> なるほど、地下鉄はかなり上り勾配のトンネルなのですね? しかし >> 旧生駒トンネルが東大阪線に流用という話がありましたが、どっかで上 >> り切って旧トンネルに合流するわけですかね? とすると、石切側には無 >> 用になった旧トンネル入口がある? > 東大阪線は最初(=地下鉄中央線につながっている付近)は地下で、 > 掘割構造を経て高架構造になるという形で > どんどん登っていってから山岳トンネルに入るのですが、 > なお、旧トンネルの西口には届かない。 山脈にぶち当たって地下に入り、奈良線石切の大阪よりで下を交差 し、山脈のより尾根側を並列。奈良線が新生駒トンネルに入った先 で再び潜って北側真横に付けてますよね。新生駒トンネルを潜るポ イントと新石切側は、間違いなく新規の部分。奈良線と完全並行に なったあとも、どこで旧トンネルとレベルが揃って来るのか... 縦断面図のようなものを見つけられなかったので何とも。 > 奈良線は、瓢箪山〜枚岡〜額田〜石切とかけて > 「山脈と平行に」登っているわけです。 瓢箪山まで山脈に向かってほぼ一直線に進んで来て、そこから90° 向きを越えて、斜面に沿うように高度を稼ぐからこその光景ですね。