結論を問い詰めれば、プロセスとして努力中だとか、(それを)始めた頃よりはまし
と言う。
プロセスを問い詰めれば、結論めいた楽観論や方向性を謳い上げる。
如何にもならなくなれば、相手の弱点を攻めるか、対案がないことをいい事に開き直
る。

追求する相手・聞いてる者にとっては、議論の形はなしていても、
はぐらかされてる・追求し切れなかったという感じしか残らない。
これは、質問にまともに答えてないからと言うより、
質問者が自分の持って行こうとする方向性にこだわりすぎ、
答弁者の(上述のような)「思考のジャンプ」について行けないからだろう。

 (対案準備、過去問点検・自己点検をした上で、)
外堀を埋めながら(言質を取りながら)、核心に迫って行く方法しか突き崩せないと
思う。





"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message
news:dsba7v$g4v$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  久々に衆院予算委に登場した岡田前民主党代表は、小泉に「貴方の任期中には日
中韓のギクシャクした関係の修復はできないのか」と言う主旨の質問を投げかけた。
これは「靖国参拝」には触れてはいない質問であった。
>  しかし、これに対して小泉は「靖国参拝は国内の問題だ。国内にある場所にどこ
に行くな、などと外国が指示するのはおかしい」と屁理屈で応じた。その上で「日中
韓の交流はうまくいっているから問題ない」というようなことも付け加えた。
>  韓国が「靖国問題」で多くの文化交流行事をキャンセルしたり、中国新幹線事業
を日本が受注できなかったりアジア経済圏構想問題で中国に主導権を取られ、米国も
これを憂慮しているというような、「政冷経熱」が「政凍経冷」化しつつある現状
に、小泉は目を背けているのだ。
>  つまり、自分の思ったことは、国益に反しようと、将来に禍根を残そうと、構わ
ないという我執を貫くことが大事なのだ。ブッシュとの首脳同士の親密さを誇ってみ
せる小泉は、首脳同士の信頼関係が大切なことを知ってはいるが、「靖国我執」には
勝てないのだ。これは「病気」であり「欠陥首相」というほかない。
>  この欠陥首相を支持する国民も病気なのか、それともそういう日本社会自体が病
気なのか。後者かも知れない。
>  村上新八
>