そのトリックを、形式論理的に、吟味すると、
姉歯事件は、不完全性が、露呈して、アウト。
ライブドアは、決定不能で、セーフ、かな?

ご承知のとおり、プログラムを動かすと、零で除する場合が、発生する。
要するに、無法は、アウト。
勿論、逃げる手はある。
例えば、そもそも、零を零で除したことに、する。
そうすれば、何でも、良いことに、なる。
勿論、システムとしては、破綻する。

アイデアのある者は、零の零乗を、考案する。
その指数法則を信ずるならば、壱になる筈。
しかし、その基数が、完全に零では、そのシステムは、認めない。
そのシステムが認める程度の株式分割。
偽計とは非難されない程度の情報戦略。
ホリエモンは、お灸を据えられて、無罪放免。

それにしても、これらの経済事件には、政争の臭いが、する。
そして、時代は、再検証。
問題は、未来に繋がる検証。
そもそも、過去の検証をせず、現在の検証にも、斯様に、もたつくようでは、
検察の信用が、疑われる。
犯罪は、その役所に、隠れて居る。
刑事訴訟法第239条第2項の遵守を徹底するだけで十分。
原理原則に忠実に、その検証を期待する。