診療報酬担保の悪質貸金業者を取り締まれ
現在は法改正でなりを潜めているが、生活費に窮している高齢の年金生活者に法廷金利の何百倍もの高利でカネを貸し、年金手帳や年金が振り込まれる銀行口座と印鑑を取り上げ利子と称して年金を奪い、そのために高齢者が雪だるま式に借金を重ねて「蟻地獄」に陥るというむごたらしい事案が多発したことがあった。
これと全く同じ手口の悪質金融が資金難に陥った病院を狙っているという。担保は年金が病院が健康保険や国民保険から受け取る「診療報酬」に代わっただけである。
このような悪質貸し金業者のわなにはまって倒産し、そのために命を亡くした入院患者も出ているのだ。
資金難の病院がこういう悪質な貸し金業者の餌食になるということは、患者の生命を脅かしかねない結果を招くことは明らかである。
このような問題に対する監督官庁の対応は常に後手後手であるが、ことが多くの人命に関わる重大な問題なのだから、強大な政治力を持つ医師会や弁護士会が政府に働きかけて、必要な法律改正や餌食になっている病院救済、悪質貸し金業者の取り締まりを緊急に行なうべきである。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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