地球温暖化対策に米中は積極的になれ
京都議定書第一回締約国会合が閉幕した。が、今後の話し合いの継続に道をつなぐ「モントリオ-ル行動計画」と称する玉虫色のプランを採択したに終わった。辛うじて京都議定書は首の皮一枚で繋がったようなものである。
地球温暖化問題は深刻である。太平洋の島国ツバルのように、海水面が1メ-トル上昇しただけで国土が水没してしまう国があるだけではない。地球温暖化による気候変動、海流変動は世界各地の異常気象を平常気象化させているのである。その最大原因の一つがーは温室効果ガスだが、そのガスの世界全体量の40%を占めている米国と中国が不参加なのだ。その理由は、経済活動を停滞させるからというものである。もし、そんな理由で他の国が一斉に温暖化防止にさぼったらどうなるのか、地球は滅亡してしまうであろう。
米国政府は相変わらずかたくなな姿勢をとり続けているが、米国市民は、この問題を深刻に認識し始め、独自の対策を取りつつある市や洲が増えているという。せめてそこに希望をつなぐか。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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