太宰 真 wrote:
> 太宰 真 wrote:
> 
>>太宰 真 wrote:
>>
>>
>>>登場人物を見るとEquity氏と樹里州人氏、わけの分からないv(*⌒o⌒*)氏、2ch
>>>情報屋のinvalid氏、みんな「law」などとは無関係な記事を投げる人からできて
>>>いる。何故こうなったのであろうか?何時からこうなったのであろうか?原因は何
>>>処にあるのだろうか?いくらかでも疑問のある方は考えてみる必要アリとはいえ
>>>まいか。
>>
>>
>>たしかに、こんな状態では「知ったかぶり氏」さえも出る幕はないわけだ。
>>「知ったかぶり氏」は己が自殺行為をしでかしてなかったかどうかを反省する必
>>要がありそうですね。
> 
> 
> たしかに。通説がこうだからそれで決まり、ではなく、通説と言われるものが出
> てくるその中にこそ法学では考えなければならないことが存在するわけだから、
> それらをともに考える過程が大事なわけだ。このことは通説ではない考えにも多
> くの理由が在る事を発見させることにもなる。
> 
> どうも、小中学生の教科書のアンチョコを見ているようなもので数学で言えば答
> えだけを写して、「はい、先生、宿題ができました」というようなものだったわ
> な。ましてや数学ではないのならば答えなんて一つにに定まろうはずはないのにね。
> 
> 馬鹿なことをやる参加者がいると、ニュースグループが廃れる。いい教訓になっ
> たのではないかな。

そればかりではないかも。内容についても問題があったよね。「民主主義」にせ
よ「議院内閣制」にせよ、あるいは「罪刑法定主義」にせよ、何一つ動かないほ
ど完璧なものなどありえない。全ては現時点では不完全なもの。不完全なものの
理解はそれゆえに不完全な理解に止まらざるを得ないわけだ。それが分かってい
ないということが一番の問題だったように思う。

それに加えることの「定義」問題。初心者は「定義」から入っていったほうが法
律学の理解は早いとか大学の先生が言っていたのを聞いたことがある。たしかに
形ばかりのものを早期に身につけるにはそれが手っ取り早いかもしれない。とこ
ろがここでは自称ベテランだと言っているものが欲しがる物になっている。奇妙
としか言いようが無い。定義は厳密に言えばアルファであってオメガである。法
律学で言う定義は理科系的他のニュースグループで語られるような簡単な場合だ
けではない。逆に、法律学ではどういうことを問題にしているかが定まれば大し
て必要なものでも無い。定義にすがろうとする論者はlawにおいては「ことば」
レベルで説明しえたか否かを問題にする似非法律学派であったような気がする。

          この矛はこの盾を通すか

の問題提起に対して、この盾に「鉄板」ということばを与えれば通すが、「鋼」
という「ことば」を与えれば通さないとするが如きであります。「鉄板」といお
うと「鋼」といおうとその盾に変わりがないのに事実を命名することばが変える
力を持つと言う。いわば法律学は無から有を生じさせる錬金術のようなものであ
るとする立場なわけです。このような立場に立つのは世界広しと言えどもここ
fj.soc.lawくらいなものではないかと思う。w

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太宰 真@URAWA