Okamoto Yuuji wrote:
>> ただ、その法律のabuse(=法律違反?)の話が、本題とどう絡むかが、
>>あまり明らかになっていないような気がします。うがった見方をすれ
>>ば、whoisのabuseから目を逸らせるために JPNIC/JPRSの話が持ち出さ
>>れて、問題点がうやむやになっているようにも見えます、現状。
> 
>  ごとうさんのフォローアップがあるまでは法律のことはあまり念頭して
> 居なかったのですが,whois検索の利用規約を踏まえるトキに,法律の
> 事を考慮に入れるべきかなと考えています.

  考慮に入れること自体は別に反対じゃないんですが、どう関係するのか、
少なくとも現状、岡本氏がその点についてどのように考えているかをはっ
きりさせておいた方が、岡本氏の主張もはっきりするだろうし、wacky氏
も「既に規約違反と法律違反がゴッチャになってるしな」みたいなことを
言わ(え)なくなるんじゃないですか?(笑)
# っていう提案です:-)

>  whoisを利用する個人には個人情報保護法は適用されませんが,whoisを提供
> するJPNIC・JPRSには適用されます.

  そうですね。その上で、

>  と云う事は,whoisを利用する側の逸脱した使用(=whoisのabuse)は
> 法律違反にならないのにそれが原因でJPNIC・JPRSが当局から指導される事に
> なります.

  指導が無くても、自発的に現サービスの縮小/停止ということもあり得
ますが、それらの話を本題とどう関係づけるかです。例えば
        ・個々人のabuseと、JPNIC/JPRSへの指導は分けて考える(関係
         づけない)
        ・JPNIC/JPRSへの指導を誘発をもって(あるいは現サービスの縮
         小/停止をもって)、個々人の行為をabuseと考える(関係づける)
無論他にも色々な考え方があると思いますが、岡本氏の頭の中で、この辺
のことがはっきりしているなら、それを書いて頂ければ読んでる側もわか
りやすいですし、はっきりしてないなら、その辺からはっきりさせてみる
のはいかがでしょうか?
# っていう提案です:-)


>  このことは,
> 
>> 例えば http://j-music.fuzzy2.com/lyrics/modules/mydb/ という
>>歌詞に関するデータベースがあり、JASRACに許諾を得て運用されてい
>>るわけですが、一方で http://j-music.fuzzy2.com/info.html にある
>>ように、転載の禁止や二次利用の制限が定められています。
>> これを誰かのように「このサイトの管理者に情報を制限する権限は
>>ない」とか「引用は認められている」とか「時間と費用を惜しまず、
>>検索エンジンでちょっと調べれば、誰でも情報にアクセスできる」と
>>か「歌詞はテレビやラジオで流れており既知だ」とかいう理屈でサイ
>>トの規約を無視して、歌詞をnetnewsや公開されたweb BBSに転載する
>>abuserが増加したら、許認可が取り消されたり、サイトが縮小したり
>>するかもしれません。
> 
> と似た事象になります.

  こっちの例はデータベースが法的に問題ないことがはっきりしていま
すから、規約のabuseについて論じる場合は whoisの abuseより、もう
ちょっとすっきりしないかなと思ったわけですが。
# abuserの増加で許認可取り消しされるとしても、サイトそのものに非
# があるわけじゃないですし。

>  また,whoisは迅速性が重要視されており,このサービスの縮小・停止は
> ネットワーク管理上の問題解決に重大な影響があります.

  善意のサービスを悪用する輩は、はるか昔からいるわけですし、ある
程度発展したメディアでは避けられないことなのかもしれません。

-- 
MARUYAMA Masayuki@DTI