2005年日本シリーズ第1戦
両チームの一・二番の差が如実に出た日本シリーズ初戦だった。
5回、同点に追いついた直後の西岡のプッシュバントがすべてを物語る
結果となってしまった。
それでも今江の2打点目となるタイムリーの1点差に抑えていればまだ
どうなるか分からない展開だったが、サブローの2点タイムリーで1対4と
なったところで実質勝負は決まった。
解説はプレーオフからのロッテの勢いがそのまま出たことを盛んに強調
していたようだが、シーズン中のたいして良くない井川が普通に打たれて
普通に負けた阪神、という印象だった。大差のついた後の濃霧中断中には、
甲子園の古田コールを思い出す半ばヤケクソ気味のウェーブをマリーンズ
サポーターと一体となって楽しんでいたし、球場に足を運んだファンもまあ
納得のコールドゲームといったところか。一昨年安藤が打たれたサヨナラ
負けに比べれば、流れを完全に持って行かれたという程ではないだろう。
そうは言っても今日の井川の出来を見るにつけ、いよいよ一昨年の伊良部の
ような存在に思えてきてしょうがない。当然もう一度は登板する機会がなけ
れば困るのだが、シーズン中と違って捨てゲームの許されない短期決戦。
確かに今季最高で完璧のピッチングを見せたのもこの千葉マリンスタジアム
だったが、もうそこまで先発に拘る必要もない気がするのだが。
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Takachan
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