佐々木@横浜市在住です。

『フルメタル・パニック!TSR』
Scene 12「燃える香港」より。



# 行頭からいきなり書いてある文章は原則として本編から読み取れる事象と
# 粗筋で、行頭に#が付いている文章が佐々木の呟き&妄想です。
# 放送作品以外の情報源(公式サイト等)から引っ張ってきた内容は含みません。
# 放映作品とは若干シーンの順番を入れ替えてまとめている場合があります。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■女に甘い様だな
香港に到着したウルズ隊。だが一触即発の香港で、事態を収拾する為に
残された時間はわずかだった。情報部のハンターは謎のASの破壊活動に
一貫性が無い事に疑念を抱いていたが、思わぬ来客に思考を中断される。
その頃、ゲイツはレナードと合流し玉蘭の遺体と対面していた。
そして玉芳に妹を人質にしているとの連絡を入れるのだった。

# え〜と、かなめはどうやって情報部の事務所を知ったんでしょうか。^^;;;
# ミスリル内部に手引した者が居ないと説明が出来ないんですが、誰だ。
# しかも今の香港に民間人がひょいっと入れるとも思えないのですが。
# 遺体が綺麗な理由は、やっぱり女の子だかららしいです。^^;;;
# “お姉ちゃん救けて〜”のところはゲイツの悪ノリを笑う所なのか
# ひぇ〜悪趣味な奴だと眉をひそめるべきところなのか悩みます。
## すいません、私は爆笑してました。^^;
# 玉芳たん、流石に表情が曇ってましたが後の展開を見る限りでは
# 作戦行動に変更は無い様で。玉蘭たん自身の声を聞かされない以上、
# 捕まっていないか捕まっていれば既に死んでいる、どちらにしても
# 何も出来る事は無いという判断なのでしょう。

■あの方が待っている
新聞広告のメッセージの意味に気付いた宗介は、ヘルマジスタン人の
老人を探しあて一通の手紙を受け取る事となった。その手紙の指示に
従って到着した先に待っていた玉芳。彼女が会えと言う人物に心当たりが
無い宗介だったが、その場所の地名=九龍を思いだせという玉芳の言葉に
戦慄を憶える。果たして、彼が飛び込んだアパートの一室には死んだはずの
ガウルンが不敵な笑みを浮かべて横たわっていたのだった。

# 軽く口に含んだだけだった宗介を爺さんは酒臭いと罵ってますが、
# 宗教上の飲酒に対する見方の違いという事なんでしょう。
# さて、真打ちガウルン君登場です。これまで一言の台詞も無かったので
# 植物状態だったりするのかと思っていたのですが意外に元気でした。^^;
# 自爆からも生還出来るとは、ラムダドライバは本当に何でもアリですなぁ。
# まぁ一種のバリアみたいな物が張れてしまうのですから、出来て当然
# という気もしますが。
# そして宗介はガウルン君にまで、今の心境を見抜かれてしまうのでした。^^;;;

■達者でな
宗介に問いただされて、何故か素直に彼を雇っていた組織について語る
ガウルン。組織の名はアマルガムと言い、最新兵器の開発と実戦テストが
主要な目的であるという。そしてその性質故、各国の鷹派に信奉者が多い
とも。二人を残して去っていった玉芳を見送りながら、やがて彼女達も
アマルガムの実行部隊に処分されるだろうと言うガウルン。そして既に
ウィスパードを擁しながらも他のウィスパードを狙う理由は、夫々の
得意分野が異なる為であると語るのであった。

# 最後のサービスなのか、色々と教えてくれちゃってますが。
# アマルガムにはウィスパードは一人(兄上ですかな)しか居ない
# というのはちょっと意外でした。もっと大勢拉致して色々な方法で
# 使っているのでは、と思っていたのですが。
# それとも、そういう実権動物扱いの者は勘定に入って無いのかも。
# あのガウルン君ですら、ゲイツは一目置いているイカれ野郎らしいです。^^;

■違うと言うなら言ってみなさい
ヴェノムの出現に色めきたつデ・ダナンの面々。アーバレストの準備を
指示するテレサに、しかしマデューカスは従わなかった。本部が禁止した
アーバレストの使用に異を唱えるマデューカス。そしてその判断はテレサの
個人的な感情に依る物だと断じるのだった。だがテレサも後には退かず、
宗介に与えられた過去の無謀な命令の数々と、それを着実にこなした彼の
功績を上げて今回も帰ってくると主張した。そして宗介では無く、彼を
信じているという自分の判断を疑うのかと詰め寄るテレサ。
マデューカスは黙して彼女を称え、アーバレストの準備命令を復唱した。
そして偶然その会話を聞いていたウルズ隊の面々はテレサの言葉に士気を
高め、ヴェノムとの戦端を開くのだった。

# 宗介との痴話喧嘩(ぉぃ)に続いての、大佐殿大爆発であります。
# しかし今回は感情的に見えて実に理路整然としていました。
# 確かに宗介を信じているという非論理的な面が大きいのですが、その期待に
# 過去幾度も応えて来たという実績は疑い様もありません。その点は中佐も
# 認めており、何より大佐殿が部下を思う気持ちに打たれたという事ですね。
# ところで、この会話を通信に流したのは誰なんでしょうか。
# 通信系の機能が充実した機体に乗っているマオ姐なのかなぁ、やっぱり。

■最後の言葉はゴメンだとさ
アマルガムの事を更に追及する宗介に、だがガウルンは口を閉ざし、
まったく別の事を語り始める。先の長くない自分との道連れに、
香港という街と、そして宗介を変えてしまった女を選んだと。
かなめの最期を面白可笑しく語るガウルンに宗介は激昂し、遂に彼を
射殺してしまう。そしてガウルンの心停止に連動して起動した爆弾の
存在に辛うじて気付いた宗介は爆発炎上するアパートから脱出した。

# そしてガウルン君の本題は、かなめを殺したという自慢話です。
# 見ているこちらには嘘八百なのはモロバレなのですが、日本を
# 離れている宗介にとっては信用してしまっても仕方ない部分。
# “命乞いはしなかったぜ”などという辺り、かなめの性格を考えると
# 中々にリアルな嘘でありました。^^;
# そんな訳で遂にガウルン君を撃っちゃった宗介。これこそガウルン君の望んだ
# 結末だろうと思われ、完全に乗せられちゃった訳ですが。
# 愛する者に撃たれて本望でしょうよ>ガウルン君

# ところで、ず〜っと私はヴェノムとコダールは別物と思っていたのですが
# コダール(アマルガムでの正式名称)、ヴェノム(ミスリルでのコードネーム)
# という事なんですな。途中で両方の呼称が入り乱れていて、やっと理解しました。

# 次回、最終回ですが、あと2話分くらいの密度のネタが残っている様な。
# 濃い最終回になりそうで楽しみです。
## がんばれゲイツ(ぉぃ)

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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