古寺です。
話を広げちゃいます。cars追加で。

Keiichi Inoue さんwrote:

> Masahiko_KODERA <kodera_m@cool.odn.ne.jp> writes:
> 
>>JR-Wの125系ともなると規模が
>>全然違って見えて。トイレの有る側、ドア直後から、中間ドア準備
>>部分の間に1窓分しか有りません。両運転台と合わせると、車両片面
>>の半分くらいが客室ではないと。
> 
> 
> 加古川線のとか改造前の小浜線のとか、まるでバスみたいな座席配置だ
> と思いました。みんなドア付近に固まるので、もうちょっとロングシー
> トの割合増やしてもいいのにとか思ったり。

何度か書いていますけど、片側1列の転換クロスって、着席定員が
最小になる手法なんですよね。転換クロスのシートピッチは一般
的に910mm程度有り(国鉄系で有りがちなロマンスシートのピッチ)、
となると、2人掛けのそれで、ロングを1人あたり455mm幅とした
ものと同等になってしまう。国鉄系で標準的なロングの1人あたり
幅は430mm程度で、京急1500形を皮切りに本格的に450mm時代に突
入するも、これ以上が現れるのはごく最近の事です。
通路幅を取ろうとするなら、四国のように片側ロング(しかもあれ
は片側BOXクロス)の方が着席人数は稼げるんですが。
ロングに座った人間が、クロスの人間を横から見る形になるのが
敬遠されている...というのは、はっきり覚えていませんが、車
両設計関連の特集記事で見た事が有ります。確かに、ロング側に
座った際の「損した」感が強いかもしれません。意外な事に、景
色見る風でもない日常客で、クロスに座ってもブラインドを降ろ
して寝ちゃってるような人間でも、クロス側が空くと我勝ちに
移ってくる物です。それだけ座り心地に差が有るのか... まあ
ブラインドしてまで寝る見られたがらずも、ロングの方で口開け
て寝るよりってのが有るでしょうし。

> あの中間ドアの部分ですが、あれって準備工事じゃなくて単に223系の
> パーツを最大限流用しただけ? わたしの記憶の中では両運の3扉車って

パーツというより、まず構体有りきです(構体=全体の構造、パー
ツ=個々の部品として)。223-2000〜をベースに起こしたと。で、
準備工事じゃないのかと言えば、新車時のオフィシャル記事では
扉に出来る、準備工事だと明言されていたと思います。
単に構体流用だったら、あそこはもうちょっとまともに塞げるは
ずです。

> キハ30とクモハ119-5100だけなんですが、いずれも単行ワンマンという
> よりは増結用ですよね。

「ワンマン」という概念が無かった時代の国鉄設計(と、それベー
スの改造車)ですからね。強いて言うなら単に単行運転用でしょう。
当然連結は可能ですが、増結用の要素が強いというなら、阪神の
赤胴車に両運が作られた時点で単行使用なんかさらさら考えられ
なかったという場合か、あるいは増解結に特化した何らかの機能
(自動連解とか)が付くとか...
キハ30は首都圏では単行の機会有ったか浮かばないのですが、気
動車の場合は編成両数が1日の間に列車ごとでもころころ変わるん
で、1両だけ切るって用途以外にも両運は重宝だし、気動車では
当たり前のように作られる物なんですよね。
たとえば、5両編成で真ん中がキハ30(でもなんでも、両運)だった
とします。これ、3+2にも2+3にも切れます(分かりますかね)。

いずれにしろ、キハ30を(どちらかというと?)増結用としてしまう
と、(2扉ですが)キハ10とかキハ20とか、各世代両運型も?という
事になってしまいます。首都圏で単行列車を見なかった事情は同
じようなもので、キハ30も北九州の現在廃止路線とかでは普通に?
単行で使われていたのを見た覚えが...

実は1両単位の単純増解結だと、両運の必要ってあんまりないんで
す。高知駅の高架化工事で運用が変わったかもしれませんが、四国
なんか片運の特急気動車が1両で入れ替えて来て繋がったりもします。
北海道では、それをやりたい札幌駅が基地と離れているので、簡易
運転台付き車両が出来ました。これは数両単位で、先頭車の本運転
台の逆側に簡易運転台が有るわけじゃないですけどね。
さすがに増結の過程として本線を走るケースでは両運転台とするの
が普通だと思います(但し、動力車なら)。その方が、前後どちらに
も付けられる事にもなるし。
増結用というと3扉ワンマンの例として四国車がフォローに挙って
ますが、ここで面白いのは7000系電車は単行前提の両運電動車が基
本で、増結用に片運のクハ(これは増結用と言い切っていいでしょ
う^^;)が有ること。
私鉄だと本当に色々ですけど、確かに単行営業運転自体ないんじゃ?
という両運車が前出の阪神以外にも有りました。2扉ですが、富山
地鉄の両運車が(昔は単行が有ったかも、ですが)機動力を発揮し
てるのを見た事が有ります(これも何度か出した事例)。
首都圏や関西からの夜行で案外客の溜まる電鉄富山の始発で。
私は宇奈月方面を待っていたのですが、立山行きの始発の方にハイ
カーがかなり溜まって、どうすんの?乗せ切るの?と思った事が有り
ます。駅員が慌ただしいと思ったら、発車間際に単行が1両飛んで
来て増結されました(車両基地は隣駅)。もともと待っていた2両は
前日からの滞泊だったようで、だとしたら計画の運用かもしれませ
ん。
この富山地鉄、クハの方で四国同様純粋に増結専用と言い切ってい
いのが有りました。四国の場合は繋ぐ電動車が単行前提なのでクハ
の増結用ぽさが増しているのですが。こちらのは片運で、増結側ま
でもが非貫通でした。同社のある時期の新車(同系)が、どうせ非貫
通だったためで。
富山の非現存だったか、どこかよそのローカルだったかわすれまし
たが、増結用の「両運のクハ」なんてゲテモノもどこかに有ったよ
うな微かな記憶が有ります。クハが両運だなんて、ぶら下げやすさ
(前後どちらでも)を狙ったようにしか見えませんが、さてどこの
だったっけかな?

#今はどこにも無いかも。