菅、前原、民主党代表適任はいずれか
今日、民主党代表の選挙が行なわれる。選挙に敗れたら、代表を辞任すると公約した岡田前代表は、その真面目、誠実さがあだななって、手品師小泉に大敗した結果である。気の毒といえば気の毒だ。
大勝した小泉自民党は、ますます驕るであろう。絶対安定の数の上に胡坐をかいて、何でもやれるとたかを括って政権運営に臨むであろう。これは愚民が提供した驕りなのだが、それはともかく、この驕りに足元を掬われることになる危険性をはらんでいるのだ。
ここが民主党の一つの目のつけどころである。単に小泉の足元を掬うだけでは政権は取れないのは当然だが、敵の失点にはなる。
民主党代表としては、このような失点稼ぎもできる人が、この際は望ましいと思う。
菅氏はかって小泉に、8月15日の靖国神社参拝の公約不履行問題を質して、「そんなこと、大したことじゃない」との失態答弁を引き出した男である。
お互いに嫌いだから、カッと頭にきたためであろうが、怒らせて、頭に血を上らせるのはうまい菅である。手品師小泉にはそのような戦法も必要であると思う。
自ら突撃隊長を自認する「けんか上手の菅」がこの際は民主党代表に適任だとも言えるのではないであろうか。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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