>  この問題を解決するには、石油による利益をイラク全体で管理し、人口比などの基準で三つの連邦に配分するような形にするしかあるまい。大岡越前守の「三方一両損」敵な知恵を出すしかないのではないか。

《もめる?そりゃあもめますよ。》

貴殿の記事を読んでいつも感じることは「人が良いなあ」ということ。
世界、特にこの地域には「貴殿のようなお人よしは一人もいない」といってよいでしょうね。

「お人よし=相手の気持ちに配慮して、最初から譲歩し、相手に利益を与えて平気な人=日本国内ではこれが当たり前だが世界ではこんな人はまれ。世界ではまず他人に利益を与えないし、仮に、利益を与える場合は当然見返りを求めるのが常識。」

フセイン時代には、少数のスンニ派が石油の利権を独占していたわけですね。
クルドもシーア派も自分達の目の前から吹き出ている石油を取り上げられていた。
(それが不満で少しでも反抗すれば殺される)

クルドやシーア派が力を持った現在、
「自分達の縄張り(領土)から吹き出ている石油を、他人に分け与える」
そういうやわな考え方などかけらも無いといって良いでしょう。

もめる?
そりゃあもめますよ。
現在爆弾騒ぎになっています。
(自分の体に爆弾巻きつけ、相手を殺害してますね。憎しみの程度がいかばかりか、計り知れないものがある。)

ま、今度はクルドやシーア派がスンニ派にたいし、スンニ派がおとなしくなるまで少しでも反抗すれば殺害を続けるわけです。