今までこれほど強力な政権は普通選挙家において
あったでしょうか?

トップの決断で憲法改正までやってしまえるほどの
強大な権力が誕生したってことです。

9条改正どころか憲法を1から書き直して
国体をガラッと変えてしまうことだって
やろうと思えば出来てしまいます。

# もちろん、最後は国民投票に掛けないといけませんが・・・

小泉さんは”郵政民営化”だけの野望しかありませんから
まだスケールは小さいですけど、これがヒトラーやレーニン
のような人間だったら国体をも自分の理想とする国家像に
変えてしまうことでしょう。

つまり、そのぐらいすごい権力が小泉さんに与えられてしまった
ってことです。

小泉親衛隊も最大派閥だそうで、彼らが主要ポストを占めれば
行政もやりたい放題です。

はっきり言って国会なんて形式的なもので必要なくなります。

法案の問題点を議論の中で明らかにしても与党が聞く耳を
持たなければそのまま修正されることもなく法律が成立する
ことになります。

だったら国会で議論することなんて無駄ジャン。時間が無駄
だからスーパースターにすべて決めてもらおう。

そんな気分にさせるでしょう。そういう風にして独裁者を
国民が作り出し醸成していくんでしょうね。

小泉さんは”郵政民営化”だけを言ってる分にはかわいらしい
ですが、ひとたび権力への意思に目覚めたらどうなるんでしょうね?

特に近隣には北朝鮮のような悪役がいてくれていますから、
郵政民営化反対勢力を悪に仕立て上げた手法と同様に、
彼らを出汁にして軍事力を増強する口実を作って戦争への
準備を開始することになるんじゃないかと思ってます。

まぁ、ある意味、悪役がいなければヒーローは引き立ちませんから
小泉さんは新たな悪役を探してくるでしょう。