どこがどう狂ったのか、独裁国家に走る日本
総選挙で小泉自民党が大勝した。これで小泉私党が完成し、小泉は、国民の支持を得たということで、ますます独裁に突っ走るであろう。
世界中で、独裁国家や共産主義国家を除いて、半世紀以上も政権の差に居座り続けている国は日本をおいてはない。
その自民党政権が居座っている半世紀以上の間になにをしたのか。
それは、GDPの1.7倍もの870兆円の世界未曾有の借金の山の構築、政官業の癒着による利権構造、官僚跋扈のむだ遣い体制、後を絶たない政治資金不正、年金制度の破綻、アメリカ追随一辺倒でアジアから疎外され、孤立化する日本、そして軍事的には米軍による占領が未だに継続される国土なのだ。
それにも拘わらず、選挙民は小泉政権の支持を伸ばした、という異常現象は一体なにか。
日本は、長く「経済一流、政治三流」と言われてきたが、経済一流も怪しくなりつつあるが、政治三流は、とりもなおさず選挙民の政治感覚も三流であるということなのだ。
日本滅亡への序曲なのであろうか。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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