数学教育の危機(?)
レナード ムロディナウ氏の「ユークリッドの窓」を、ちょっと読んで
みました。幾何学の発展は知の基本の発展だということのようです。
ユークリッド、デカルト、ガウス、アインシュタイン、ウィッテンの5人
の「革命」を素材にしていました。
これらのうちでは、ユークリッド、デカルトの「革命」を小中学校で、
デカルト、ガウスの「革命」は中学、高校で、生徒たちが感激する
ように導けると良いのでしょうか。
#二昔前には「数学の問題をグラフを利用して解く」というのは
多くの場合、「分り易い考え方」の代名詞だったかもしれません
が、今の多くの子にとっては、もしかしたら「困難な解法」になって
しまったのではないかと思います。(ちがってたら、ごめんなさい。)
「グラフで考える」というのは、多分、ユークリッドとデカルトの
両革命を通過してこそ一応の理解ができることなのだろうという
気もしてきました。
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