小泉郵政民営化法案を、国民受けし易い単なる「郵政民営化」の名称に摩り替えて、「民営化是が非か」の選択選挙だと僭称する小泉総理だが、誤魔化しはそれけではない。
 郵政民営化すれば、「公務員が減る」「税金を払うようになる」などと主張しているが、大ウソだ。
 郵政職員全員を民間会社員にしてみても何も変わらない。国費は一銭も使われてはいないからだ。また、郵政収益の50%が国庫に収められてきたのだから、収益が変わらないとしても、民営化して税金を納める額より多いのである。
 こういウソは国会審議ではっきりしているのに、小泉氏は選挙演説でこのウソを繰り返し絶叫している。
 更に、「郵政民営化さえすれば、すべてよくなる」ような発言を繰り返しているが、これも大ウソだ。これまでの国会審議でも、そんなこウソはつかなかったのに、選挙向けに言い出すのは、国民がバカぞろいだから騙せると思っているからだ。
 それでも自民党に投票するのか。
 村上新八