成岡@DTI静岡です。

"solsys" <solsys@bu.iij4u.or.jp> wrote in message news:ddpsk3$jvj$1@nntp.tiki.ne.jp...
> アポロや今でも観測衛星などは、先っぽにちょこっと月着陸船や人工衛星が
> 付いてるだけなのに、(それと比べて)はるかに大きい燃料タンクで飛ばさ
> ないとダメ。一方シャトルは本体とそう大きさの変わらない燃料タンクで
> 宇宙に行けるってのは今でもすごいと思ってます。

 これは「どこまで」飛ばすかの違いでしょう。アポロは月まで(と言うより地球引力圏を
飛び出して)行くのに対し、シャトルは地球の回りをぐるぐる回っているだけ(それも
かなり“低い”軌道)ですから。ペガサスロケットにしても高度250kmならば400kg弱の
荷物を打ち上げられますがこれが600kmになると60kgになってしまいます(差の340kg
が高度を稼ぐためのブースターになってしまうーロケット本体の打ち上げ可能重量は
変えられない為)。
# サターン5型の第1段(大気圏内で切り離す)だけで燃料全体の 90%だ、と言う話を
# 聞いたことがあります。 
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        成岡@DTI(ynaru@jade.dti.ne.jp)