Re: 衆議院で過半数を得れば参議院で反対した人も協力してくれる???(小泉内閣メールマガジンより)
"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message news:pV%Ke.59$Sf6.34@news1.dion.ne.jp...
>
> "太宰 真" <popcorn05@bridge.ocn.ne.jp> wrote in message
> news:ddhd3u$pjq$1@news-wst.ocn.ad.jp...
>> 議員は国民の判断には耳を傾ける必要は無く、
>> 逆に、国民は自分たちの判断に耳を傾けるよう
>> な議員を選択すべき義務があり、そうでなけれ
>
> そんな義務はありません。単に、選挙とはそういうものだと
> 思い込んでいるやつらが多いだけの事です。
yam殿もここfjでの論客同様「義務」の意味を知らずして語っておられ
ますね。「義務」とか一口に言っても意味合いはたくさんあるというこ
とを御存知でない。そのくせして一足飛びに「責任」を云々してしまう。
だから、ほとんど全ての参加者が「責任」を語りはするが、結局は、
詰めがものすごく甘く、何かちょっとだけは「責任」を問題にしない者
よりは「真面目だ」みたいな「素振り」をするだけで後は続かない。
そりゃぁそうだわな、言っている本人が分かってないわけだから。
「義務」の使い方の一例を示しましょう。国民は自分たちの判断に耳
を傾けるべき議員を選択する「義務」があるか、という問題提起に対し
て、もし、(1)「義務」は無い、とした場合はどういうことになるか。
選挙民である国民がでたらめな選択をしようと、議員は
選挙民に対する不利益な行動はできないことになる
したがって、選挙民の意向に反する行動をとった議員は
何がしかの手段で、選ばれなかったと同様な結果を招来
させることができ、国民には議員の行動からの不利益を
カバーできる資格が認められることになる
次に、(2)選挙民は自分たちの判断に耳を傾けるような議員を選択す
る「義務」がある、とした場合はどうなるか。
議員が選挙民の意向に反するような行動をとったときに
は結果として、、選挙民は、自分たちは、自分たちの判
断に耳を傾けるような議員を選出すべき「義務」にそむい
た事になる
自分たちが「義務」にそむいた以上、そこから出てくる不
利益をカバーできる根拠が無くなる
このように、「義務」があると設定する否かは国民に自己の利益をカバ
ーできる根拠を与えるか否かの<理屈>を提供すること。いいかえる
と、<理屈>として国民に不利益回復は望ましからず、としたかった
なら、国民に「義務」として設定すればよいし、そうで無かったならば国
民に「義務」を設定しなければよいだけ。ようするに、
「義務」の有り無しは、国民をどうしたいかという結果から
逆算的に自己の結論に<理屈>在らしめるための「便法」
に他ならない
のです。このような「義務」の使い方も有る事を知っていて損はないで
ありましょう。
>
>> いいや、それも分からない。鉄槌は「下」ってみなければ分からない。
>
> 「仮に」の話の続きにしては、野暮なフォローですな。
> 個人的には、そんな鉄槌は下らないと思うよ。だって、国民は
> アルツハイマーの老人なみに物忘れが激しいから、次の参院選の
> 頃には、郵政民営化って何だっけ?ってなっていると思うな。
たしかに。
--
太宰 真@URAWA
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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