まず、あたいは件のMLのもめごとを蒸し返す意思など
まるでないので念のため。

「書きさえすればなんでも著作権ありだ、そうなんだと
  著作権協会(のひと)がいっている」

といううさばんばの決めつけが、勘違いではないのかと
初めからずっとフォーカスしてる。
この命題なら、ここのみんなに少なからず役に立つ知識に
なりうるだろう。


しかるに、下記記事みたいに、勝手にひとりで
件のMLのもめごとを蒸し返して、
じわじわ漏らすんじゃねえぞ、うさばんば。
守秘問題以前に、この場の読者の多くに関係ない迷惑な
内容だ。

やむを得ず下記にフォローするが、以後よく考えろ。


alice どの <alice@alice.gtr.nu> の記事、
<3kumtfFuvue9U1@individual.net> にて...
>
>
>昔某所に書き込まれた記事を管理人が転載して告訴された

そう、ふつう著作権侵害は不当な転載(多くは盗作・盗用)行為
によってなされるわけで、

>誰かがMLを転送しようとした時真っ先に頭に浮かんだ判例だ

あのときは「ただひとりへの転送」だったわな。

ここで“転載”と“転送”をわざと履き違えたのも、

>でも、そこに著作権があるかどうかなんて実はどうでも良いことだった

と自覚できてて、だからこそわざとぼかした「著作権協会」
が言った(○○著作権協会の○○という分野限定のない
著作権協会は、現在のわが国にはないのに)といいかげんな権威を
引っ張り出し、

あたいがその場で「何著作権協会?」と質問したにもかかわらず
以後“完全黙秘”だったわけだ。

>記事を転送したとたんに著作権法違反で告訴と言う可能性があるわけだ
>万が一にでもある可能性を無視はできなかった
>
>もし君の大切な友人が裁判に巻き込まれるような危険を冒そうと
>していたらどうする? 勝訴しようが敗訴しようが泥沼だぞ

気持ちはわかりました。

が、それって、自分がファッショに屈したからと言って、
まだ抗おうとしている人たちの邪魔をしていいのかどうか
って問題だね。あたいは、これについてうさばんばの側に
くみすることは、今後ともなかろう。

しかも、その場でそのおそれを直接語らなかったのは
なぜだ? ちゃんと言えばみんなわかったろうに。
「すぐ止めなきゃ間に合わない」なんて、ひとり勝手に
強迫観念にとらわれてたか?

それは、そこにいたメンバーをばかにしてる。

>自分がなんて言われてたか知ってるよ

だれか何か言ったの?
「勘違いではないか」とあたいが言い出したのは、
ここjapan.chatで今回やってるのがはじめてだよ。


>これ以上著作権の事が知りたいならお金を払って相談したまへ
>ただし100人以上の弁護士が「あるだろう」と答えてきた
>そして「ない」と明確に答えた人間はいない  (参考までに)

だから、それは当然だと言ってるだろうに。
「訴えられたらやだしー」って立場のひとには、「うっかり
他人のものは使うなよ」ってクギをさすのはあたりまえ。

立場と場合がそれ以外にあることを「きっぱり、ない」と
言いきるからだめなんだってば。

たとえば

・ここjapan.chatで最近も「もるつ→へるつ→おるつ」と展開
  した“翻案の応酬ごっこ”、スキなひとが多いが、これに
  「うさばんば著作権法」による“書きさえすりゃなんでも
  著作権アリ”の条項を適用し、ほんとの著作権法にもある
  “親告罪”の機能を重ねて悪用すれば、「あのこはいいの、
  このこはダメ」という運用が可能な、バカの温床ができて
  しまう。

・たとえばMLのような閉じた空間での発言にのべつ幕なし
  著作権法の庇護を与えて、一部持ち出すことにまでも
  著作人格権による拒否を認めるなら、告発という行為さえ
  真っ向否定され、そこはまさに魔空間となる

なんて、その弊害を想定するのもかんたんなのに、なんで
わからないのかなぁ。
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渡辺正誓でした。
penonya@nifty.com