"太宰 真" <popcorn05@bridge.ocn.ne.jp> wrote in message news:dccd2a$n7d$1@news-wst.ocn.ad.jp...
>
> "Woods War" <uzawas@hotmail.com> wrote in message news:dcamtu$mpk$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
>>
>> "bitter anko Takada" <kaz762@hotmail.com> wrote in message
>> news:1122523358.980067.4660@g43g2000cwa.googlegroups.com...
>>> 戦争する限り、勝たなくてはいけない。負ける選択は無い。
>>
>> まあ、このへんは正しいでしょう。
>>
>>
>>> アメリカが空母、戦闘機の増産配備できないうちに叩かなければ
>>> 勝ち目が無かったのに、そのまま戦争を継続したのはやはり「過ち」でしょう。
>>
>> 電撃的に攻めまくって勝ち続けるしか勝機がないのに、日本の戦略や装備は
>> 防御型だったんですな。 合衆国相手に日本海海戦を計画していた。
>>
>> 真珠湾奇襲とミッドウェィ攻略以外は、すべて持久戦を目指した作戦だもの。
>>
>> > 昨日、NHKの「戦艦大和」を見てたが、やはり時代遅れの
>>> 大鑑巨砲主義が「過ち」だったようである。
>>
>> 合衆国海軍の方がよほど大艦巨砲主義だったんですなあ、これが。
>> 戦中に大和級に匹敵するアイオワ級を4隻も就航させてる。
>>
>> 日本側の失敗は真珠湾奇襲で米国戦艦群を全滅させたのに、空母機動部隊は
>> 無傷で取り逃がしたこと。航空機で戦艦を葬り得ることを証明した挙句に、その
>> 航空部隊だけを敵側に残したという皮肉でしょう。
>
> いずれにしても、日本人は思考法を考え直さなければ、こういう何でもありの戦争
> には勝てない。
>
> 当時は戦艦と戦艦とのがっぷりよつの戦いを念頭に入れていた。ですから、戦艦
> を航空機で沈める戦法などというのは原則的な手法ではなかった。戦争途中から
> 取り入れられたものである。「形」から入る日本人の頭には容易には気づけなかっ
> たことでありましょう。
>
> 日本人は「形」に拘るのではなく、「目的」に拘り、それを最も上位の指導理念とす
> る姿勢が望まれる。「形」などはそれによっていくらでも劣後する場合が出てくるの
> だと。

したがって、政治を論ずる場合も、政府の態度を「形」で批判し、あるいは「形」で政
治選択をする姿勢を反省するのはいかがでありましょうか?

「目的」の検討・精査と練り上げにこそ最も精力を注ぐべきであって、それ以外はあま
り重要ではないとする姿勢であります。

ちょっとした何かが有るとすぐに後先も考えずに有能な国会議員を葬る意見を言った
りで、その「ちょっとした何か」はまさに「形」ばかりのものである場合が多かった。こん
な事をやっているようでは先の大戦の「戦犯」を断罪する事などできようはずは無いの
です。

相変わらず今でも国民自身ははその愚考を繰り返していると言えなくも無いのですか
ら。

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太宰 真@URAWA