もう時間の問題だったクルーンの160キロが、ついに出た。
林、赤星に159キロを何球か出した後、赤星の6球目に161キロ、鳥谷の
初球にも160キロが出た。いずれもファウルだったが、これは偶然では
なく、確かに並はずれた速球だが素直な球筋、ということになるのだろう。
江川の全盛期のような豪速球というイメージがなかったのが意外だった
が、まあ体型から来る印象の違いだったかもしれない。
江川の全盛期に160キロ以上出ていた可能性もあるのだが。

先発が井川と三浦、セットアップに藤川と川村、最後は久保田にクルーン
という、いずれもエースが登板しての引き分け。まあ井川で勝てなかった
と言うよりは、三浦で負けなかったのが大きい今日の引き分けだった。
これで連続カード負け越しなしも球団タイの13カードに延ばした。
明日負けてもこのカードはタイで終えることができるが、中日の6連勝
で「虎の尻尾が」とマスコミがやたらと騒がしくなってきた。6ゲーム差と
5ゲーム差とでは球宴を迎える印象がまったく違ってくる。ここは勝って
6ゲーム差以上をキープしたいところだ。

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Takachan
takatsuka@k3.dion.ne.jp