From(投稿者): | 村上新八 <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> |
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Newsgroups(投稿グループ): | fj.sci.philosophy |
Subject(見出し): | 「おお神よ」詩篇 |
Date(投稿日時): | Thu, 7 Jul 2005 15:35:25 +0900 |
Organization(所属): | NTT Communications Co.(OCN) |
Message-ID(記事識別符号): | (G) <daiifd$l6$1@news-est.ocn.ad.jp> |
「神は居なくても、要るものだ」と誰か哲学者が言った ブッシュ大統領は、イラクへの攻撃開始の演説を「アメリカとアメリカ兵に神のご加護を」と締めくくった フセイン大統領は、アメリカの攻撃開始を非難する演説を「アッラ−・アクバル」(神は偉大なり)と締めくくった 演説の締めくくりのコトバとして、「神は要る」のである。もっともらしい敬虔な響きを残すために しかし、何千人のアメリカ兵と何万人のイラク兵が、そしてその何倍かのイラク人が戦争で死んだ そのとき、「神は居なかった」のだ。 「それは神の試練である」というコトバを神は残していたのだろうか。 村上新八