改めて見ると、何かにつけて回想シーンが多いのね。
本来4巻に入るはずだった、総集編のEDITEDは話数にカウントされていないだけに削除されており、PHASE-16までの収録で、5巻は17〜20。
でも、PHASE-20「PAST」は実際には総集編で、しかも前作からの総集編で、制作陣は何やってんだろ。

DESTINYを小説にした場合、PHASE-17「戦士の条件」とPHASE-19「見えない敵」は重要な要素だが、これを映像作品でそのままやっちゃうと、えらく冗長だ、退屈だ。
ましてや議長の長台詞、話が一向に進まないように感じるのはそのせいか。

ローエングリン砲台攻略戦、インパルスの別行動は、果たしてホントに必要だったのだろうか。
驚異的な陽電子リフレクタを備えるゲルズゲーのポジションの内側に入る、作戦としてはとてもよく考えられているが、でも、坑道から外に出てみたら、敵陣の内に入るつもりが、ヤツの真横。
あんまり意味無かったかも。
しかも、鉄壁の防御力を誇るはずのゲルズゲーを、アスランたら、あっさりやっつけちゃうし。
だったら最初から総力戦を仕掛けても良かったのでは。
それにしても、ドシンと地面に落っこちて、勢いが止まらずかなり滑って、それからすぐに飛び上がったミネルバ、大丈夫なのか?
あんなデカイもんが、よくもまぁ機敏な動きだ事。
そすがはコーディネータ連中、ブリッジ要因は全員無傷なようだが、実は人知れず死んでる乗組員がいたりして。
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大島 敬行      ooshima@janis.or.jp
よかったら見てね     「梨の観察記録」
http://www.janis.or.jp/users/ooshima/