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Date: Thu, 30 Jun 2005 07:25:17 +0900
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<kiguchi@rist.kindai.ac.jp> wrote in message
news:d9t7nq$mnt$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp
> しかし、現在の工科の大学生を見ていると、古代バビロニアの知識さえ受け継
> いでいないことを思い知らされるよ。まず、何々あたりという比の概念が分か
> らない。長さが2倍になったら体積は何倍になるかというスケーリングもでき
> ない。なんでこうなったのかと思う毎日。

小学校高学年で有名私立中学受験の準備のため、遠方の有名塾に
特急列車で往復数時間もかけて通って学んでいるような子の個人指導
をしたことがありますが、中学入試の予想問題で勉強しているときに、
相似な立体図形どうしの相似比が2だと、体積比をうっかり4にしてしま
う瞬間が有ったりしたと記憶しています。
塾で大急ぎで詰め込まされた知識が不正確に頭に残っているのかな、
と思ってしまいました。(私の見当違いかもしれませんけど。)

私なんかは小学校高学年のころは、算数の古典的難問を味わっていた
ぐらいのことしかしてなくて、のんびりすごしてました。相似比と面積比、
体積比の関係などは中学2年で習うのに合わせて、正方形や立方体
などを思い浮かべて味わっていたような気がします。

今の高校生は高校1年で初めて、そのことについて習うことになっている
ようですね。(指導要領では)

湯川秀樹氏が小学生のころ自宅で自力で等差数列の和の公式を導き出
したなどのように、素質の有る人が静かな環境で、学校で習うよりも進んだ
ことが自力で分るというのは良いでしょうが、指導要領に合わせてゆっくり
味わいながら学ぶくらいがちょうどいい子が、無理に早期に知識を詰め込
まれると、何らかの問題が生じるのではないかと思います。