肩を壊した代償にコントロールを手に入れたはずの福原が四球連発の
最悪の状態ながら、むしろ5回まで無失点でもったのが不思議なくらい
だった。あのまま立ち直ったら井川、安藤同様我慢のピッチングという
評価を得られたのだろうが、さすがに3匹目のドジョウはいなかった。

この3戦目が絶対に落とせない試合だったら福原は間違いなく5回まで、
6回からはリリーバーを注ぎ込んで逃げ切りを図るところだろうが、そこは
岡田監督もリリーバーを消耗させてまで取りに行く試合ではない、と冷静に
シーズン全般を見極めた上での福原続投だったのではないか。おそらく
7回あたりまでを予定していたようだが、このノーコンぶりで逃げ切ろう
などとという方がムシが良すぎた。案の定ビッグイニングの逆転劇を食ら
ってしまった。

逆転負けはすっきりしないところが残ったが、元々2ゲーム差のリードで
迎えたこのカード、勝ち越しで御の字だろう。来月初旬のナゴドのカードが、
今季の大勢を決する大一番となる。少なくともこのゲーム差は保っていき
たいところだ。
明日から巨人との3連戦。相変わらず浮上できないでいる相手だが情けを
かける必要はさらさらない。最低限勝ち越しで貯金の上積みシリーズといき
たい。

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Takachan
takatsuka@k3.dion.ne.jp