井川の5年ぶりの二軍落ちが決定した。
ロッテ相手に完璧なピッチングで井川復活の兆しを見たと思ったら、それから
わずか1ヶ月も経たないうちに開幕当初の木の黙阿弥に逆戻りしてしまった。
開幕の数試合に中日戦の逆転負け、前回初回5失点、そして今日の8失点
と、万人が納得する二軍降格だろう。

井川をはじめとする先発陣の中でまともに機能していると言えるのは下柳だけ。
その下柳とて規定投球回には達していない。こんな先発陣で首位を争える位置に
いることは奇跡に近い。球児の存在がいかに大きいかを物語っている。
かつてセットアッパーの月間MVPは確かなかったはず。チームが首位へ躍進
したことも加味すれば、球児がセットアッパーとして史上初めてそのタイトルを
手にする資格は十分あるはずだ。

これで首位をヤクルトに譲ったが、順位よりも甲子園で連敗したというダメージが
大きい。ヤフーでのリベンジを果たされた格好となったが、モチベーションやチー
ムの雰囲気が一気に下がってしまう地元3連敗だけは絶対に避けなければなら
ない。
大逆転負けから5連敗を喫した時以来の正念場を迎えている。

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Takachan
takatsuka@k3.dion.ne.jp