セントラルで現在も最下位の巨人が交流戦の対戦成績で首位に立った。
日ハムを3タテし4連勝となり、明日からパシフィックの首位ロッテと
対戦することとなる。それでは、週末の3連戦を振り返って見ましょう。

5/20(金)3x−2
マレンが見事なピッチング。勝利こそ逃したが、巨人に明るい兆しが
見えて来た試合でした。前回、不安定なピッチングを見せたマレン
だったが、この日は違った。まあ、捕手が阿部から村田に代わった
のも良かったのかも知れないが、先頭打者を塁に出したのは8回、9回
のみで奪三振も11個と前日の工藤を見るような内容だった。
しかし、9回に捕まり勝利こそ逃したが、次回に期待が持てる内容でした。
打線は元巨人の入来の好投で2点しか取れなかったが、最後はローズ
のサヨナラで決めた。3連戦の頭を取り、勝ち越しの期待を込められる
勝ちとなった。

5/21(土)10-9
野間口の乱調で乱打戦となってしまった。初回に4失点、これでは
先発は失格でしょう。前回も援護点を貰いながら抑えられない。
中継ぎに降格するようだが、中継ぎとは言わずファームに落として
鍛えなおす必要があるかも知れません。桑田の調子次第だが、
桑田にラストチャンスを与えても良いかも・・・
試合に話を戻すと、初回に4点失うも、すぐさま3点を返し1点差に・・・
その後、3回4回で4点を取り7対4とし野間口も2回以降3回を三者凡退
と抑えて復調したかに見えたが、勝利投手の権利を得る5回に
普段打席に入ることのない投手にホームランを打たれてから崩れた。
これで野間口は終わりです。
あとは取っては取られる展開で最後は林が締めて、どうにか3試合連続
の1点差勝利を物にした。
1点差を勝てると言うのは良い事です。林も落ち着きが出てきた。
このままの感じで行って欲しいですね。

5/22(日)4-0
44試合目にして今季初完封勝利。しかも今季1勝もしていなかった
高橋尚で勝てたのが大きい。この4連勝中に変わったことは捕手の
村田でしょう。阿部も打撃での貢献度は大きいが、投手のリード
面を考えると村田の方が上かも知れない。
特に左投手のリードが上手いのかも知れません。工藤が13奪三振、
マレンが11奪三振、高橋尚が12奪三振です。抑えの林も良い感じ
でリードしているし・・・
高橋尚も先頭打者を出したのは8回の1度だけで、四球も9回の1個
だけと言う完璧なピッチングでした。

矢野のレフト越えのヒットを見ましたが、打撃センスは抜群ですね。
ツーベースコースではあったが、前の走者が清原だったのは不運でした。
無死2,3塁になるところが、1死2塁となり高橋尚がヒットを打ったのに
新庄の前でホームにも帰れずと嫌な感じもあったが、粘り強い投球が
実を結んだ勝利と言えるでしょうね。

さあ、いよいよ明日から首位ロッテとの対戦ですが、ここが大きな
ポイントとなるでしょうね。ソフトバンクに負け越した先発陣が
首位ロッテに挑みます。ここを勝ち越せれば波に乗れそうな気がします。