昨日の上原は凄かった。こう言う試合を見に行きたいですね。
しかし、観客数は4万人を割り込むなど「近鉄強引吸収オリックス」
への不人気もあり、寂しいスタンドだった。
折角、何年かに一度の素晴らしい投手戦を見逃したのは残念至極ですね。
私も含めて・・・ただ、上原のわだかまりが消えた訳ではありません。

投球内容は、108球、4安打、奪三振6、四死球0と言う完璧な内容だった。
これだけ完璧な内容なのに完封出来ないのはご愛嬌で、4回に打たれた
ホームランは打った方を褒めるしかないでしょう。打ったのは内角低め
のボールになるストレートで、あえて言うなら外人の初球にストレート
は禁物と言うところぐらいですかね。まあ、それでもあれを打たれては
仕方がないでしょうね。
打線も効率良く、わずか3安打で勝ってしまった。地味だし、ホームラン
もあまり出なかったが、私はこう言う試合が好きですね。
江川、西本の頃はこう言う試合も多く、ワクワクしたものです。
今は大味な試合が多く、緊張してテレビ観戦することも少なくなった。
巨人も打者に頼るのではなく、投手陣の整備をもう一度図って欲しい
ですね。もともと巨人はエース沢村で売り出したと言うことを
思い出して欲しい。長嶋、王以降打者偏向傾向にあるような・・・

しかし、今後2試合は厳しいですね。上原以上の投球が出来る投手は
いないですからね。どうしても落ちてしまう。まあ、それでも
内海と新加入のマレンに期待するしかないのですが・・・