Path: ccsf.homeunix.org!news.moat.net!newsfeed.mesh.ad.jp!news-sv.sinet!news.spring8.or.jp!not-for-mail From: Masahiko_KODERA Newsgroups: fj.rec.rail Subject: Re: =?ISO-2022-JP?B?SlIbJEJKIUNOOzNAfiRHQyZAfkU+SiQ7djhOGyhC?= Date: Mon, 09 May 2005 12:55:59 +0900 Organization: SPring-8 Lines: 53 Message-ID: References: <20050425102947.10A8.T_KONNOSPAM@par.odn.ne.jp> <20050502130243mitsuru.ishikawa@nifty.ne.jp> <86wtqc5q3x.wl%chigira@t3.rim.or.jp> NNTP-Posting-Host: remus.spring8.or.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: news.spring8.or.jp 1115610959 32552 (9 May 2005 03:55:59 GMT) X-Complaints-To: usenet@spring8.or.jp NNTP-Posting-Date: Mon, 9 May 2005 03:55:59 +0000 (UTC) User-Agent: Mozilla/5.0 (X11; U; Linux i686; ja-JP; rv:1.7.5) Gecko/20041231 X-Accept-Language: ja, en In-Reply-To: <86wtqc5q3x.wl%chigira@t3.rim.or.jp> Xref: ccsf.homeunix.org fj.rec.rail:2200 古寺です。 TCHIGUILA. Takemasa さんwrote: >>・JR東海では、より緩やかなカーブを含む「40キロ以上の減速 >> カーブ」8か所すべてに改良型 >>・JR東日本でも、東京から半径100キロ圏内のほぼ全域で、自 >> 動的に制限速度内まで減速させる改良型 > > > そういえば今朝…日付がかわって昨日の朝のフジテレビのワイドショーで、 > > JR西日本には50km/h以上の速度低下を要する曲線区間が18箇所 > うちATS-P導入はたったの4箇所 > > という、これはこれで興味深い報道をしていました。 おそらくまとめかたの違いだけで、同じソースに基づくものだと思 います。ATS-Pってところは、そこがメディア側の印象に残ってし まっているのだと思いますけど、肝心なのは速度照査を掛けている かの方なんですよね。 鉄道事業者に新型ATS義務づけへという記事が多数出て、どこまで? と思いましたが、 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050504-00000201-yom-soci の「もしくは同等の機能を持つような」を見る限り、速度照査する 基準が出来るのだと思います。 > ちなみにこの「50km/h以上の速度低下を要する」区間には今回の > 事故区間は入っていない(普段は110km/h程度から70km/hへ減速するのだとか) > とのことです。 ええーっ!?てな感じです。前の記事でインターロックロジックな センス云々申しましたが、運転支援のためのシステムならともか く、異常な運転状態に対して必ず「押さえ」を掛けるので有れば、 120km/hを許された区間から直接70km/h制限になるのですから、 これは間違いなく50km/h落とす場所だと思います。 他の運転士に対するインタビューで、どこから惰行して、軽いブ レーキのみで制限に入るのが通常の運転と話されていましたけど、 それは余裕時分が積んで有るから「流せ」てるわけですよね。 > …事故の教訓を得てこそ安全になるとは言え、 > 今回の事故には非常にやるせないものがあります。 同感です。事故になってからでは遅いという言葉も有りますが... それにしても、土佐くろしおの事故に関してのフィードバックが 間に合わないタイミングで立て続けに起きたのが悔しい感じです。 あの「感じ」だとなんらかの指針が出てたところで、ここはどう かという疑問が有りますけど。 信号の観点で言えば、 減速幅大→ミスると危険→速度照査→超過大だと止め切れない が土佐くろしおのケースで。こちらのケースに関しては、速度 照査の対象と考えていなかったわけですからね。