"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
news:d5bkrc$ru0$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  JR西日本の事故でさまざまな安全対策上の欠陥が浮かびあがってきている。
>  この地域は、大都市への通勤圏として複数の私鉄とJRが通勤客を奪い合う競合地域で、運賃が高いJRは、スピ−ドと運行本数で私鉄に勝負を挑み、勝利を収めていたという。これ自体は企業競争上の戦術だから責めることはできない。
>  問題はその戦術であった過密ダイヤ、スピ−ドを安全を確保しつつ運営してゆくための綜合施策であった。
>  この事故は、新型のATSを設置してあれば防げたといわれる。しかし、その設置基準は半径200メ−タ−以下のカ−ブが優先されていたため、半径300メ−タ−の事故現場のカ−ブは後回しにされていたというのだ。この一律な設置基準が問題である。ダイヤの過密度やスピ−ドなどを総合的に判断すれば、この事故現場は高い優先度で新型ATSの設置が必要な箇所ではなかったかと思うのである。
>  更に、ビヘイビア・サイエンス的配慮に欠けた運転士に対する労務管理も指摘されねばなるまい。運転ミスやダイヤ遅れに対する人権無視の過酷な懲罰的再訓練の制度が運転士の心理に過大なプレッシャ−を掛け、それが安全運転動作をそまたげる心理的要因となった点である。
>  こういう諸要因を総合的に考えあわせれば、今回の事故は起こるべくして起こった事故だと言えるのである。
>  JR西日本に限らず、すべての交通機関で
> 血塗られた教訓として心に銘じて、総合的な安全施策実施の万全を期すべきである。 
> 
>  村上新八

どこの職場でも同じようなリスクを背負っているところがあるかも?
ただ、今回の場合はご指摘のように裏目にでましたね。
誠に残念なことです。さりとて懲罰的訓練の必要性を否定できるものでもあるまいし・・・。