畑です。

2005-04 に山之内製薬と藤沢薬品が合併して「アステラス製薬」が誕生するとい
うニュースを見たのがきっかけなのですが、会社のシンボルカラーが赤とグレー
(というかシルバーのつもりらしい)の二色を基調としたものでした。
<http://www.astellas.com/jp/astellas/origin.html>

実は、先日、日産自動車の販売店の外装を見て、この同じ赤とグレーの二色を基
調としたデザインになっており、その時に「あ、これって日本航空のと同じだ」
と思ったのです。

僕自身が記憶する限り、赤とグレー(シルバー)の二色を組み合わせたシンボル
カラーデザインは、日本航空が最初だったと思います。グレー(シルバーのつも
りではあるわけですが)という地味な色をわざわざ使うという点で、印象に残っ
ていたのです。

それが先日、日産自動車が似たようなカラーリングを使うようになったことに気
がつき、はたまたアステラス製薬も、という感じです。

このカラーリングには何か最近流行となる意味でもあるのでしょうか?
 
一応日本航空の Web 上の説明によると、
レッド=“日本の象徴”“強い情感”
シルバー=プロフェッショナルとしての責任と誇りである“安全性”“革新性”“品質感”
なんだそうです(あと、日本航空の場合は JAL という文字の黒があります)。

個別の色の意味合いはいいとして、それらの色を特に選んで組み合わせるという
ことの流行のようなものを感じたのです。まあ単に日産とアステラスが日航にア
イデア的な歩調を合わせたというだけなのかもしれません。それとも、何らかの
資本的なつながりがバックであったりするのでしょうかね?

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Masanori HATA