本田です.

In article <squbraugx2a.fsf@stellar.co.jp>, manmos@stellar.co.jp says...

>たぶん、アルミ溶接の技術が上がったのが大きな要因ではないかなぁと思いま
>す。

これに異論はないのですが,

>一体成形だと大きな鋳型が必要になるので製造コストが上がります。

これは,逆じゃないかなぁ.ステアリングヘッド周り,メインチューブ,ピボット
周りと別々に作って溶接するとコストが掛かるから,鋳造でいっぺんに作ってコスト
を下げようとしたんじゃないかと.鋳型なら,一個で結構な個数(ってどのくらいか
知らないのですけどA^^;)作れるでしょうから.ただ,次のモデルチェンジで鉄丸
パイプフレームに逆戻りしたところをみると,台数売れないと,コストダウンには
ならなかったんでしょうね.#VTもスパーダまでは結構売れたと思うんですけどね.

                               >当時はあ
>まり、アルミ溶接の歩留まりがよくなくて大量生産には向かなかったのがああ
>いう形になったのではないでしょうか。

ということですね.バイクのフレームに使われてるアルミ合金はどうやら7000系
(7N01)のようですね.
http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/54_3/051-053.pdf

ちょっとWebで調べたくらいでは出てこなかったのですが,7N01とかが開発されて
溶接性がよくなったのは,比較的最近のことなのかも知れないですね.もうちょっと
調べてみます.