真木子です。

私の第一声。「所長の役立たず」

"Red Lantis" <redlantis@yahoo.co.jp> wrote in message
news:49sJd.247$057.88@news-virt.s-kddi1.home.ne.jp...
> 長かった物語も、ついに終焉を迎えます。
> 仮面ライダー剣 第49話 「永遠の切札」です。

お疲れさまです。
Red Lantis さんの投稿があるまで誰も話題にしない
頼りっきりの状態はちょっと問題あるかなー(^^;

> 彼の思いとは裏腹に、石板は限りなくダーク・ローチを送り出す・・・。
> ブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ン
>  ブ〜ンブ〜ンブ〜ンブ〜ン
> このカットでは、14匹。

わざわざ数えてくれなくてもいいですぅ。

> その時、ラウザーを拾って4体を薙ぎ払う男が!
> 「・・・たちばな さん?」
> そう、橘 朔也その人だ!やっぱり生きていたか!
> 「剣崎」
> 「本当に、橘さんなんですか?どうして?」
>
> 実はティターンで・・・(違)。
>
> 「危ないところだったが、ギリギリのところで烏丸所長に助けられた」

所長が役に立ったのはこれだけ。
死にたがっていた天野君はかえって残念?

> 「これほどの大群では、警察も軍隊も無力だ・・・。
> もはや時間は無い。阻止するには、やはりジョーカーを・・・」
>
> 所長、チベット土産は無いんですか?期待したのに・・・。

ほんと、なんのためにチベットに半年も…。
アブゾーバーなら日本でも作れたし
今頃レンゲルの分もできていたでしょうに。

> 橘が、テーブルの上のブレイ・バックルを取る。
> 「今なら間に合う」
> だが、一真がリビングに飛び込んできて、橘からバックルを奪った!
> 「俺が奴を封印する。これは俺たちの責任だ!」
>
> 橘さんでも、ブレイドに変身できるのかな?

それぞれのカテゴリーAとの適合性が必要だと思ったけど。
実はダイヤのAを取り返してあったりして。
バックル自体はたぶん共通。
あ、でもスーツの形状記憶はそれぞれのベルトの中…?

> ○白井農場
> 「私が考えている通りなら、確かに人類は救われるだろう。
> だが・・・」

だからね、予想がついたなら、のんびり解説しながら見てないで、
大急ぎ広瀬パパの装置で嶋さんを…(まだ言ってる)

> 「・・・神様・・・」
> 「神などいない。
> このバトル・ファイトも、元はといえば、地球すむ生物たちが望んだものだ。
> 己が進化だけを望む闘争本能。
> それら全てが融合して、バトル・ファイトとしてのシステムを生み出したのではな
いだろうか・・・」
>
> それが、人類基盤史研究所の出した結論ってことですか?

天王路は「神」にこだわってましたけど。

> 変身を解く一真。
> 「・・・」
> 彼の右腕からは、緑色の血液が・・・!

前回の Red Lantis さんの「血が赤じゃなかったら、どうしようかと」と
いうコメントが、まさにヒントでした。
あそこで「血が赤じゃなかったらいいんだ」と考えたんですね、剣崎は。

> 「う、剣崎!」
> 一真がブレイ・バックルを外すと、その下には緑色に輝くカリス・ラウザーが!!

ジョーカー標準装備ですか。
ブレイバックルがなくても変身できるようになったわけね。
でも姿は剣崎のまま。白ジョーカーにならなくてよかった…。

> 石板を殴る一真!!
> 粉々に砕け、消滅する石板!
> 「俺は・・・闘わない!」
> 離れた位置で復活し、飛び去る石板。

大ボスが逃げたぞ、いずれ逆襲か。
というかね、逆襲してくれたら4人で力を合わせて戦って
終われたかもしれないのに。
ラスボスがライダー自身なんだもんな…。

> 「いくら離れたところで、統制者は俺たちの闘いを求める。
> 本能に従い闘う。それが・・・アンデッドの運命だ」
> 「俺は運命と闘う!そして、勝って見せる!」
> 「それが・・・お前の答えか」
> 「お前は・・・人間たちの中で生き続けろ」
> 「どこへ行く?」
> 「俺たちは二度と会うことも無い。触れ合うことも無い。
> それでいいんだ」
> ふらふらと、山の中へ消えていく一真・・・。

うーん。
剣崎がジョーカーになろうとする、という展開は確信していたんですが、
その案を出したときにも書いたように、それに成功してしまうと
別の問題が起こるのも予想がついたんですよね。
その第一が、かえって二人は戦わざるを得ない状況になるのでは
ないかというもので…。
どう解決するかと思ったら、そのまんま(^^;

まあ、以前私自身が書いた「始を刺激しないように
嶋さんにはチベットにでも行ってもらう」というのと、
同じことではあるのですが。

> 「剣崎!!」
> 始の目の前には、大海原が広がっていた・・・。
> 橘が来た。
> 「始!剣崎は?」

橘さんは「始」と呼んでくれるんですね。

> 首を横に振る。
> 「・・・」
> 睦月も来た。
> 「剣崎さんを、どこにやったんだ。答えろ!」

睦月はやっぱり怒ってる。

> 橘が睦月を抑える。
> 「・・・」

ここで始が涙を流すと思った…。

> 烏丸所長の前には、始の持つ2枚を除き、51枚のカードが・・・。
> カードを確認し、ケースに収める所長。

51枚ということは、残ったのはハートの2だけで、
カリスのカードは回収?

> 路肩のベンチに腰をかけ、一真が微笑んでいる。
> 「剣崎・・・」
> 『始・・・』
> 「剣崎」
> 駆け寄る始。だがそれは幻・・・。
>
> 『お前は、人間たちの中で行き続けろ・・・』

劇場版の裏返しみたいな終わり方。
剣崎は満足かもしれないけれど、始にはつらいでしょう。
人間になったわけではないので、天音ちゃんのそばに
ずっといられるわけでもないし。

橘に協力して研究をしていそうな気もする。
統制者の命令を無効にする手段を探して。
そんな後日談を作ってくれないかな…。

> 結局、劇場版とは違う結末を迎えました。
> 一真がゴミを集めることも、封印したアンデッドが復活することも、
> 天音ちゃんがグレることも無くなりました。
> 虎太郎の本が売れることも(これは本人次第か)、栞ちゃんが結婚しそこなうこと
も。
> 烏丸所長が殉職することも、睦月の就職浪人も・・・これはあるかも。

この最終回のあとに劇場版のCMをやられると、妙な感じでした。

> アギト・龍騎・ファイズと、ハッピーエンド(ファイズはちょっと疑問だが)にま
とまってきましたが、
> 本作のラストは、仮面ライダークウガに異様に似てませんでしたか?
> ブレイドとジョーカーの殴り合いが、五代君とダクバのそれに見えて仕方ありませ
ん・・・。
> 五代君は自分の笑顔を犠牲にし、一真は自分が人間であることを・・・。
> なんか、救いようが無い気がします・・・。

雄介ほど浮世離れはしていないけど、性格的には似てますからね。
他人の幸せが自分の幸せ、
自分がどんな目にあっても本人はまったく悲劇と思っていない。

前半メインだった今井氏の脚本は、セリフ回しにやや難があったのと、
言葉だけで説得を済ませてしまうところが気になりましたが、
厳しい状況はあっても嫌な重さが残らず、からっと前向きな雰囲気が
あったように思います。
物語には散々けちをつけていたけど、この幸せ気分は好きでした。
後半の會川氏は、うまいんだけどなんかすっきりしないというか。

仮面ライダーの最後は「ひとりどこかで」が多いですが、
『剣』には「みんなで幸せ」が似合うと思うので、
やっぱりみんなで統制者をやっつけてハッピーエンドな
完結編をぜひ…。


> 仮面ライダー響鬼に、何を期待したらいいんでしょうか・・・。

ヒビキとその周辺は、けっこう好みかなと思っています。
問題は明日夢少年、こいつの存在…。
響鬼のスーツアクターは、この雰囲気、もしかして伊藤さん?
だったらこれも私には楽しみです。

しかし、なんか「変身!」の掛け声もないとかいう話ですが…。
毎度のことですが、「仮面ライダー」の定石を破ろうと努力しつつ
「仮面ライダー」とつける必要があるのか。
# 『剣』は思いっきり「仮面ライダー」を主張してましたが

> 一年間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
> 余程のことが無い限り、響鬼も続けますので、宜しくお願いします。

こちらこそ、ありがとうございました。
どうぞよろしく。

> ただ、マジレンジャーは・・・どうかなぁ?

気分が乗らないですねえ。
兄弟ものも純粋なファンタジーものも、好きじゃないから…。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp