Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!news.daionet.gr.jp!news.yamada.gr.jp!not-for-mail From: =?ISO-2022-JP?B?GyRCN0hCUyF3GyhC?= Newsgroups: fj.rec.animation,japan.anime.pretty Subject: AIR =?ISO-2022-JP?B?GyRCQmg7ME9DGyhC?= Date: Sun, 23 Jan 2005 15:55:36 +0900 Organization: Public NNTP Service, http://news.yamada.gr.jp/public.html Lines: 245 Sender: keitai@fa2.so-net.ne.jp Message-ID: NNTP-Posting-Host: pdf4b31.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP X-Trace: zzr.yamada.gr.jp 1106463333 27190 202.223.75.49 (23 Jan 2005 06:55:33 GMT) X-Complaints-To: usenet@yamada.gr.jp NNTP-Posting-Date: Sun, 23 Jan 2005 06:55:33 +0000 (UTC) X-Newsreader: Datula version 1.51.09 for Windows Xref: ccsf.homeunix.org fj.rec.animation:3847 japan.anime.pretty:2317 携帯@です。 意外と観られる人が多そうなので、こうなったら最後まで? AIR 第三話「こえ −whisper -」の雑感です。 ●痛い…痛いよ。お姉ちゃん  神社で身体を発光させた佳乃。すると観鈴と往人の周囲はススキ野原に。  往人達が唖然としていると、佳乃は倒れ景色も元の神社に。この景色は、もう一人の佳 乃の思い出の風景ということなんでしょうか。「夏」がテーマであるらしい本作で、秋の 情景が出て来るというのも印象的です。  気を失っている佳乃の頬をぺちぺちと叩く往人。大して痛そうでも無いのに、「乱暴し ちゃ駄目」と止める観鈴が印象的。単に優しい娘なのか、まさか虐待?  痛いよお姉ちゃん。今回出て来るように、もう一人の佳乃が出て来ると聖が強く抱きし めるので、それを思い起こして痛いと言っているのか、それとも、嫌な思い出でもあった んでしょうか。 ●問答無用!  佳乃を立ち上がらせた往人。だが佳乃はよろけ往人が抱き止める形に。  そこに現れた聖がこの光景を見て激怒。それに対して往人の言い訳。 往人「あ…いや、良く聞いてくれ。確かにこうして抱いてはいる。だが、決してお前が考    えているような成り行きでこうなった訳じゃない。純情な少女にアルコールを飲ま    せ、人気の無いところに連れ込んで云々とか」  ええと、抱いているのは成り行きだと思うんですけど。その先のは既に言い訳ですら無 くなっていますが。幾ら動揺しているとはいえ、そんな言葉が出て来る事自体、少女に対 して邪な思いを抱いている証拠なのでは?  当然怒り、手からメスを三本(!)出す聖。問答無用とばかり襲いかかる聖。  二人の間に割って入る観鈴ちん…は転んでしまい、それにつまずいて聖さんが地面に叩 き付けられるシーンの描き方には大爆笑。でも、二人とも危ないなぁ…。鼻の頭に絆創膏 位で良かった。 # 観鈴ちんは幾ら転んでも怪我一つしないようですが。 ●私、印象薄いから  霧島診療所で往人に少々取り乱してしまったと詫びる聖。「あれを少々というのか大年 増」と呟く往人。そんなに年増なのか?  顔は知ってはいたものの、観鈴の名前を知らなかった佳乃。印象薄いからという観鈴で すが、それだけ、学校の生徒とは話していないということ? 見かけと行動ではどう見て も印象が薄いとは思えないのですが。 ●にゃはは…そうだね  色々な意味で忘れられない日となった観鈴の誕生日。往人は俺とばかり遊んでないで、 佳乃と仲良くなったらどうだと言う。お互い、変な奴だしと言われて笑う観鈴の笑顔が何 か微妙な印象。 ●これは触診という立派な診察行為だ  バイト代を貰い忘れたことに気づき、霧島診療所に戻った往人。  診療所は暗闇で、もう寝たのかと思ったら診察室の方から聖と佳乃の声。  触診と称して佳乃の胸をもみもみしているらしい聖の様子に大爆笑。 # 往人がスリッパを乱雑に置いて履くシーンが印象的だったのですが、作画的には難しい # 部分らしい。…とどこかのサイトで。 # リアルタイムで見ていた時、音を絞っていたので風呂に入って戯れているのかと思った # のですが、触診だったんですね。堂々と妹にセクハラしている百合シーン、ご馳走様。  姉妹のふれあいにしては異様な様子に後ずさりした拍子に物音を立ててしまった往人は、 猫の鳴き声で誤魔化す。わざわざ四つんばいになって鳴いているのがグー。そんなんで騙 されるのかよ! と思ったのですが、猫を飼っていないと聖が突っ込みを入れると今度は 空耳(笑)。  聖は、空耳の正体を確かめるより「続き」の方が重要なのかな(笑)。 ●この子は私にとってたった一つの宝  空耳と勝手に誤解した姉妹。  その隙に逃げ出そうとした往人。すると佳乃に異変が。  聖が「来たのか」と言う所をみると、以前にも何か来たことがあるらしい。  この声は、佳乃の母親の亡霊?  佳乃は私のものだと反論する聖。  でも、本当の母親ならば、こんな反応はしない気もするし。  やがて元に戻った佳乃。姉に抱きしめられていることを不審に感じる佳乃に、抱きつい てきたからお返しに抱擁してやったのだと言う聖。  でももう少しこのままで居て良いという佳乃。この辺りのシーンは全て声だけなんです が、絵で見てみたい百合シーンですね。色々な意味で。 ●セミっぽくない?  翌朝。「換気扇からセミが」「醤油さしが倒れた」「サラダ油が溢れた」、「往人さん のベーコンエッグがとんでも無いことに」  これだけ往人の不安を煽った挙げ句、パジャマ姿で出て来てVサインする観鈴。  「私勝った、V!」……一体何に勝ったのかと問いつめたい。 # まさかこんな展開で、前回予告の「私勝った」が出るとは思わなかった。  …で、問題のベーコンエッグは見た目まとも。  しかし、食べようとすると「わ、本当に食べちゃってる」という目をしているらしい観 鈴。そして一口食べるや、「セミっぽく無い」  黙っているなら黙っている。失敗したと認めるなら最初から全てを話す。どちらかにし ようよ観鈴ちん。 ●バンダナの由来  観鈴を学校に送り届け、霧島診療所でバイトの往人は、聖に昨日のことを聞こうとする のだが、その前に帰って来た佳乃が、ポテトが見つからなくなったと駆け込んで来て、二 人で探しに行くことに。  日が出ている間探し続けてもポテトは見つからず。観鈴のことを思い出す往人だが、ポ テトの方が大事と探し続けるが、やはり見つからない。 佳乃「このバンダナをもらった時に言われたの。大人になるまでずっとつけてなさいって。    それまでは絶対に外しちゃいけない。そうすれば魔法が使えるようになるって」 往人「誰に貰ったんだ」 佳乃「ちっちゃかったから、良く覚えてないけど、それからずっとこれを巻いてた。水泳    とか、身体測定とか、大ピンチな時もちょっぴりあったり」 往人「そうか」 佳乃「でもね、何時もお姉ちゃんが助けてくれたんだよ。だからあたし、ここまで来れた    んだ。と…遂に学校まで来ちゃったね」  バンダナの秘密が明らかに。誰だか覚えてもいない人の言葉を信じて、どんな時でも肌 身離さずバンダナを巻き続けていたのか。  学校までやって来て、前回佳乃のために弁当を届けに来た際、ポテトを植え込みに隠し ていたことを今更思い出す往人。すまんポテト、私もポテトをここに置き去りにしていた ことを忘れていたよ。それにしても、言いつけを守ってずっと待ち続けていたんですね、 ポテト。  どうしてここに居るって判ったのと言われ、ポテトの口を塞いで一種の魔法だと言う往 人。素直に謝れよ。^^;;;; ●もし…、もし魔法が使えたらね、あたし、お母さんに会いたい  ポテトを見つけて診療所への帰り道。佳乃は身体が弱く、自分を生んで病気になり、三 つの頃に亡くなった母のこと、そして母代わりになった姉のこと、診療所が忙しくなって 亡くなった父のことを話す。  自分にとって姉が母代わりだったけど、姉にとってはずっと母がいなかったということ だと言う佳乃ちゃん。普通、そこまでは思いは至りません。  佳乃が魔法に拘る理由。それは魔法でお母さんに会いたいということでした。会って、 謝りたいと。  ここで往人が謝るんでなくて、礼を言うべきだと諭したのが良いですね。  ただ、変な奴な訳ではなく、こういった部分できちんとしたことを言える往人には好感 を持てます。  佳乃の質問に応じて、往人も自分の空にいる翼を持った少女のことを探していた母のこ とを話し、佳乃は空を飛べるようになったら、その子を探してあげると約束するのでした。 ●親子言うても色々あるんや  往人が神尾家に帰ると晴子さんは一人で酒飲み。  具合が悪くなって一人で寝ている観鈴についてやらなくても良いのかと聞く往人に、気 を遣わすだけやという晴子さん。  元々微妙な母娘でしたが、病気になってもそうだとは。何時も朝早くから夜遅くまで仕 事で家を空けていて、夜は酒を飲んでいる晴子さん。観鈴ちんのことを思っていても、彼 女と正面から向き合うのを怖がっているとしか思えません。気使わすだけやと言ってます が、それは自分も同じことでしょう。血が繋がっていない母娘なんでしょうか。  観鈴の部屋に入っていく往人。意外と観鈴は元気そう。  そして、部屋の中は恐竜一色。^^;;;;  観鈴の恐竜好きの理由を知らない晴子は、誕生日のことを突っ込まれると、昼間何かお かしいところが無かったかと奇妙なことを尋ねる。以前、何かあったのかな? で、本日 のメインイベント、エロティックな告白コーナー。  そんな二人の会話が聞こえてくる中、布団に顔を埋める観鈴ちんが印象的でした。何か、 聞きたくないという感じで。 ●私の夢は、どこに向かっているのかな 観鈴「上手く言えない。でも判るの。夢の中で感じる風の匂いとか、肌触りとか、空気の    流れ、季節の移り変わり、私は時間をさかのぼってるって」  翌朝。学校へ向かいながら、観鈴は恐竜が好きな理由を語る。恐竜は長い間栄えていた けれど、絶滅してしまったもの。何だか切なくてきゅっとなる…だそうで。観鈴が見たと いう夢は未だ続いていて、その夢は段々と過去へと遡っていくのだとか。そう言えば二部 構成だとか何とか風の噂で聞いたのですが、過去の話があるということ? ●ああ。佳乃のご所望でな  …ということで、診療所の中でスイカ割り。確かに、ちょっと甘えさせ過ぎです。それ だけ「失いたくない」ということなんでしょうけど。  それにしても、スイカ割りで割れた西瓜の汁飛び散り描写が細かすぎです。一歩間違え ればスプラッタ。 ●罰として、今日からお前はここに住め  場面が飛んで、観鈴ちんと一緒に駅前にやって来た往人。人通りが無い様子にここで稼 ぐのは無理かって、それは以前判っていたことでは? 学習能力が無い男だ。  そこに叫び声と共に現れたみちる。今回は往人に蹴りを入れて来ました。  昨日来なかったことをなじるみちる。美凪が寂しそうだったと。  罰として今日からここに住めというみちる。観鈴の「えー」という嫌そうな声が何とも。 それにしても、町から出て行けと言っていた筈が、いつの間にか意見が変わってますね。 ●方術…。世の中は、不思議で一杯です  みちる達に人形劇の芸を見せる往人。みちるは素直に驚き、美凪は拍手。口でぱちぱち ぱちと言っているのが何とも。往人の力は「方術」で良いのかな? 道教由来か…。  そして、美凪からの「スペシャルなお礼」…全世界共通おこめ券。ちなみにナンバリン グは前回と同じだと某所で早速突っ込み入ってました。でも、食い扶持は別に確保してい るのだから、そこまでがっくり来なくても…。 美凪「その絵本の中には、背中に真っ白な翼を持つ女の子がいて、私は幼心に、何時か、    その女の子と空を飛びたいと思っていました。おかしいことは無いです。旅をする    目的が、その女の子を捜すことだったとしても。きっと、どんな人にも辿り着きた    い場所が、ある筈ですから」  往人の旅をしている目的を聞いても笑わなかった美凪(最も、笑うような相手にはそも そも最初から往人は打ち明けていないですが)。美凪も翼を持った少女に関して何か思い 出がある様子。まさか、みんな前世で繋がっていたということは無いと思いますけど。 # ちなみにその間、みちるはシャボン玉を上手く作れないでいた様子です。 ●私、ずっとしたかった。往人さんとトランプ  夜。観鈴が宿題をしている間、ぼんやりとしていた往人。  往人が注意しないので、観鈴はノートの直ぐ側まで顔を近づけていたりするのが芸が細 かい。でもこれって、目が悪いんじゃないの?  宿題を終え、トランプをしようと言ってきた観鈴。急に言い出したのは、他の女の子と 付き合っているので観鈴が嫉妬したから(違)?  それに対して、我々は遠い星からやってきた…と言い出そうとする往人。こちらは逆に どうしてトランプをしたくないのかが良く判らないのですが。  観鈴がなおも食い下がろうとすると、聖が佳乃が居なくなったと駆け込んで来て、往人 と観鈴は夜の町の中を探し回ることに。 ●ならばいっそ、私の手で  佳乃を探し回るうち、ポテトと出会った往人と観鈴。ポテトに導かれ、聖が一度は探し たはずの神社にやって来た往人。  確かにそこには佳乃が居たが、彼女の様子はどこか変。「たった一つの宝、ならばいっ そ私の手で」そう言うと、佳乃は往人の首を絞めてきて……。  また衝撃展開で次回へと続きます。 ●次回予告 佳乃「往人君には信じて貰えると思うから、これを書いています。私、やっぱり空に行く    ことにします。そうすれば、みんなが幸せになれるような気がします。往人君が探    している人にも会えるような気がします。何時になるか判らないけど、必ず、その    人を連れて来ます。それまで、お姉ちゃんを助けて貰えると嬉しいです」 第四話 はね -plume-  何だか、遺言に聞こえてしまって嫌ん。  では、また。 -- 携帯@ mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp