付、「議論」とその「目的」について Re: たとえ話(was Re:所属付きの投稿)
"Shinji KONO" <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3991050news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
> In article <41dc8531$0$979$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>, wacky
> <wacky@all.at> writes
河野氏にこのように言われる事には一理あると思う。だってwacky氏
はどんなボンクラの言にも全て等しい比重で対応する。
おそらく議論≒言い合いを楽しんでいるだけなのかもしれない。それ
がいけない事かと言われれば、いけない事だとははっきり言えないけ
れども。しかも、wacky氏は本題を決して見失っているわけでもないゆ
え、何かと言いにくいことが多い。
一方、fj.***では「議論を楽しむ」と言う言葉がよく発せられる。また、
議論に「目的は無い」ともごく少数ながら言う馬鹿も居る。こうなると単
なる言葉遊びに近いものとなるのは必定!
fjでは、議論と言い、お話と言うにせよ、他者が「語った言葉自体」へ
向けた自己の「言葉遣い」の正当性を主張するのではなく、他者が言
葉を使って具現しようとした事柄への価値観の優劣を問題にすること
であって欲しいと思う。したがって必ず、最終的には、途中横道に反れ
ることがあろうとも主題に対する「価値観の表明」が必須となる。
fjでは、二段に分けて議論を意識してはどうか。まず一段は、後残すは
価値観のみ、と言うところまでどちらが筋の通ったことを語っているかを
問題にする段階。代表的論者がそれを了承した段階で価値観の優劣
を論ずる段階へと入ってゆく。(*)もちろん、第一段と第二段は截然と
区別できるものではないが、その違いを意識する。
(*) 第一段と違い純粋の意味での第二段では
見解の相違はあっても「誤り」「正しい」はな
し、考え方が複数あって少しもおかしくは無
い。ここで優劣を決するはただひとつ。
説得性のみ!
ここに導く目的がすなわち、ニュースグループとしての「議論の目的」(**)
である。これを意識しない者は議論への参加資格は無い。(エティケットと
して)
(**) ニュースグループ全体としてではなく、参加
者個人の「議論の目的」は自己の価値観を
他に了承させる事、あるいはさせようと努力
する事にある。その意味ではニュースグルー
プ自体の「議論の目的」と参加者個人の「議
論の目的」は、むしろ異なると言えよう。
なお、最終的にも価値観と絡まない意見の表
明にとどまる段階では議論とは未だ言えな
い。
だから、wacky氏の議論に見られるは実名・
所属表明への価値観そっちのけの言い合い
は議論ではない。
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Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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