《日本に出かかった芽を摘んだ。》

社内で部長になりました。出世しましたというのでは世界から研究者は集まらない。
たいした花形じゃない。

やる気を出させるには、誰にもわかりやすいアピールが必要だ。
『 研究開発で成功したらこうなります』というモデルが要る。
高級車に乗れ、良い家にすめるのは野球選手やタレントだけではないとわからせるのちょうど良かった。

それには格好のモデルだった。

200億にさらに色をつけてやりゃ良かったじゃないか。

長い目で見るとはるかにそのほうが発展する。
高くても売れる独特な商品でない限り日本は生き残れないのだ。
高額報酬も、しっかり商品に転嫁すれば売れる。
叉そうするノウハウがないと日本は発展しない。

これらを総合的に大きなエネルギーで前進させる良い機会だった。

が?
あっさり夢を吹っ飛ばした。
200億と期待を持たせ6億だ。

せっかく、勉強部門に花形が出かかったのに?
日本に出かかった芽を摘んだ。

チャンスをふいにした。
全くケツノ穴の小さい判決だ。
トゥーリトゥルを絵に描いた小心な小役人判決だ。