sophisticatedされたfishingだからphishing ... というあまり説明になっていない
説明をよく見かけるので、
http://www.antiphishing.org/word_phish.html の下手くそな訳を投稿してみます。

誤りの指摘感謝。

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"フィッシング(Phishing)"という言葉の起源

"フィッシング(phishing)"という言葉は、インターネット詐欺師がインターネット・
ユーザーの海から電子メールを疑似餌にパスワードと財務データを釣る(fishing)」
という類似行為からきている。この言葉は1996年に警戒心の無いアメリカ・オンライ
ン(AOL)のユーザーからアカウントを盗んでいたハッカーによって造られた。フィッ
シングがインターネット上で最初に言及されたのは1996年1月にalt.2600ハッカー・
ニューズグループでのことだったが、ハッカー・ニューズレター"2600"の印刷版では
もっと早くから使われていたかもしれない。

ハッカーが"f"を"Ph"に置き換えるのは一般的であり、"フリーキング(phreaking)"と
して知られるハッキングの元祖に対するあいさつでもある。フリーキングという用語
は最初のハッカー、ジョン・ドレーパー(別名"キャプテン・クランチ”)によって
造られた。ジョンは1970年代初頭に電話システムをハックするのに使う悪名高い装置
「ブルー・ボックス」を創り、"ハッキング"を発明した。

この最初のハッキングの形態は"電話フリーキング(Phone Phreaking)"である。ブ
ルー・ボックスからトーン信号を送出することでユーザーは電話交換機を制御するこ
とが出来た。それで無料で長距離電話をかけたり、他人の電話番号に課金することな
どができた。実際、これがハッカーのペンネームやハッカー団体の名前にたくさん出
てくる"ph"綴りの起源である。

1996年にはハックされたアカウントは"フィッシュ(phish)"と呼ばれた。1997年には
フィッシュはハッカーの間で通貨のひとつの形態として実際に取り引きされていた。
慣例的に10個の有効なAOLフィッシュとひとかけのハッキング・ソフトウェアが交換
された。

年月を経て、フィッシング攻撃は単純なAOLダイアルアップ・アカウントの詐取から
より邪悪な犯罪事業へと成長した。フィッシング攻撃は現在、オンライン・バンキン
グ、Paypalのような支払い代行業、オンラインeコマース・サイトのユーザーを標的
にしている。フィッシング攻撃はその数と精巧さにおいて急速に成長している。事
実、2003年8月から合衆国、英国、オーストラリアの主要銀行がフィッシング攻撃に
あっている。