鳥取環境大学の齊藤です

MAEDA Atusi wrote:

> つまり、コヒーレントなキャッシュとは「同期を自動化してくれる」仕組みで
> はなくて、「局所性の利用を自動化してくれる」キャッシュという仕組みを、
> 並列計算機でも利用できるようにしたものなのだと思います。

個人的に持っているイメージですが、、
「キャッシュ無しのマルチCPUマシン用に書いたプログラムが
そのまま動くようにという配慮」かなぁ。

マルチプロセッサでのCPU間の通信って、メッセージパッシング的な
ものだけではなく、あるCPUが適宜更新する内容を他のCPUが非同期に
サンプリングする(とくにロッキングしない)といった形もあるわけで、
ある特定の方式だけ想定したキャッシュのコヒーレンシは役に立つ
立たないといってもきりが無いと思います。

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        齊藤明紀 saitoh at kankyo-u ac jp