国益論がニュースグループで問題とされて暫く経つが、それについてはたった一人
だけが明確な答えを表明したに過ぎない。他は理由にもならない理由で、また反論
にもならない反論で議論の進行に邪魔立てするか、「俺にはさっぱりわからない」
「何処からどう考えを突き詰めればいいのか一向に分らない」というお手上げの裏
返しとしてなんだかんだ文句を言うのみ。これが、悲しいかな日本の誇るニュース
グループ、fj.soc.politics、japan.jijiの現状であります。

そこで、一旦は国益概念から離れて、次のような誰でもが分る問題から入っていく
と、あるいは納得できることにもなろうかと思うわけです。(*)

                     (*)話のプロセス途上での反論や文
句は許さず、
                       趣旨不分明の指摘のみを受け付け
る。

                       全てのプロセスが終了した時点
で、少しでも
                       おかしな点があればそれを指摘
し、誤った
                       考えならばそれを袋叩きにする、
むしろそれ
                       を期待するわけで御座います。
  
                       特に茶々は今回はご容赦くださ
い。というの
                       は今回は河野馬鹿先生の自己研修
がなか
                       なか進まないことへのアドバイス
を兼ねてま
                       して、これが無料のサービスある
からには
                       できるだけ労力を掛けたくはな
い、との希望
                       はあながち人倫に反するとはいえ
ないであ
                       ろうと思うからで御座います。

<誰にでもわかる問題その1>
   日本国の政治は、というよりも日本国の国家の活動は(と、ここでは言い換え
   よう)一体、「何のために」為されるものあるいは為されるべきものと考える
の
   かな?

さあ、この問題にどう答える?おめえ等よ、何も新しく考えて答える必要はないんだ
よ。普段から当然のこととして意識し、それがほぼ無意識的になってしまっていたも
のをここで意識化するだけなんだからさ、答えられないことはあんめい?そら、どう
なんだよ。

この問題にしかるべき答えを出すこと、ここから詰めて行くこと、これが「国益」概
念
摘出に威力を発揮するであろうとの見通し(*)でこの疑問を投げかけているのであ
って、今の段階では、「国益」概念摘出にはこの疑問の解決が論理必然的結びつ
く(**)(***)ものだとしては呈示はしていない。

                     (*)もし、結果として成功しなかっ
たならば、この
                       ような問題提起は役には立たな
かったとなる
                       だけ。最後になってみなければそ
れは分らな
                       いことである。

                    (**)既にご承知のように、このような
手法で攻め
                       ることは、いわば、機能的かつ帰
納的手法で
                       あって、少なくとも演繹的手法で
はない。演
                       繹的手法でないと何か論理性を信
じられない
                       とする大馬鹿者が居るが(例えば
lawなど)、
                       そういうやつは、こういう議論が
同時に概念
                       摘出作業を含む場合でさえ、定義
を一等最
                       所に決めないと話が先に進まない
というよう
                       な恐ろしい妄想を主張すれ傾向に
なる。

                       話しが進められないから「国益」
の概念を決
                       めろと言う大馬鹿者よ、今はその
「国益」概念
                       が不分明かあるいは疑問しされて
いるんだッ
                       ツーの!

                       こう言われて、都合が悪くなる
と、すぐに何か
                       に頼り、なんか学説がないかどう
かを詮索し、
                       通説と言うありもしない学説を
引っ張り出して、
                       ここで言う「国益」概念を定義に
しちゃおう、と
                       かしてしまう。

                       こういう馬鹿が気付かないのは、
馬鹿な自分
                       は、何が妥当な国益概念であるか
をそっちの
                       けで単に小中学生レベルの形式的
証明ごっ
                       こを楽しもうとしているだけだと
いうこと。

                   (***)なお、ここで言う論理性は「説
得」の手段的存
                       在としての価値しか意義を認めな
い。「説得」
                       という目的を度外視して論理を
云々することを
                       禁ず。言い換えれば、かなり極端
ではあるが、
                       論理などめちゃくちゃでも何より
も「説得的」で
                       あれば、これを「正しい」ものと
見なす、このこ
                       とをお断りしておく。

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Golden Cross