てつたろです。

第10話 「分解 ~すれちがい~」
 2004年9月12日放送 を見て。

感想サイトを見るといろいろと批判の多い
ファフナーですが、「もう若くないさ」と
言い訳の多いおじさんとしては主人公の蒼さ
を生暖かく見守るのみ。
# 批判されるのは期待もあるからなんだろう。

さて、第10話でまたもやってくれました一騎
君。青春の迷走を続けています。
今まではよかれと思ってしたことが裏目に
出ていた(しかも本人には自分が招き込んだ
災厄については自覚がなく、自己満足的な
責任感-俺の力が足りないばかりに-しかない)
ようですが、今回は全くの責任放棄の逃げ
ですな。

いや、いいんです。
過ち、道を間違え、遠回りしても。
そして時には逃げ出しても。
何が正しいのか、遠回りの過程で身を以って
考え、判断していく。
(それが必ずしも正しい訳ではないが)
そのために一騎君はもっと汚れていくべき
なのです。

今回、「悪い大人」狩谷先生に唆されて島を
飛び出した一騎君。
自分が帰らなかったから翔子が逝ったことを
もう忘れているのかな。

おそらく狩谷先生は、ファフナーとその搭乗
者という手土産を持って、新国連に凱旋する
つもりなのでしょう。
(ラーゼフォンの東京ジュピターからの脱出
とは対照的です)

まだ何も知らない(「自分の罪」すら気付いて
いない)真っ白な少年が、今度の事件で何を
知り、自覚することになるのか、楽しみです。

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