iizukaさんの<ci5pbb$g0u$1@swallow.comp.metro-u.ac.jp>から
> 本物かどうかって、防衛庁防衛研究所の戦史資料室に保存されてる
>んだから本物でしょうが。
> もし偽書を所蔵してるなら、そりゃ防衛庁の責任。
> 疑うなら閲覧室で現物閲覧できますから、行ってきなさいよ。
> 記述の中身の内容の検証も、今まで何冊も研究書が出てますね。

防衛研究所は、偽書をも所蔵しているのではないですか?
あくまで「一次資料の収集」と「戦史の研究」とは違いますし、
ある文献が偽書と確定するまでは偽書であると疑わしいとしても
保管するべきでしょう。

そこに責任問題が発生するとも思いません。
資料の収集と真贋の判定は別問題ですから。


たとえ、形式上「正式文書」が出てきたとしても、それが正式な文書であるか
どうかは確定しません。文書がフォーマットどおりで職印が押されていたとし
ても、それは正式文書とは確定しません。

今の管理と当時の管理がどれくらい違うかはわかりませんが、
すくなくとも、現在の自衛隊では
簿冊への登録、原議の保管、合議の保管、複製の配布
が行われます。複製の配布においては送達簿、受領簿というものが存在しま
す。

もちろん、終戦直後に大量の文書が焼却されたことによりその判定が著しく困
難になっている事実は明白ですが。

判定が困難であるゆえに、防衛研究所に収められている文書がすべて正式だと
いう予断は許されないのではないかと思います。

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