嶋田＠京都です。

近藤@横浜 wrote:

> 「ウィキペディア」と言うWeb上の百科事典のようなSiteにEF200の
> 項目として以下のように記述されていました。
>
>>出力はヨーロッパの機関車と肩をならべる6000kWとなった。この高
>>性能をフルに発揮できるように、変電設備を強化する予定であった。
>>しかし、バブル崩壊や、旅客会社との調整の不調などで変電設備の
>>強化は見送られ、現在でもEF66形並の出力に抑えて運用されている。
>>また。試作機を無理に量産した事での不具合も多く、試作機1両、
>>量産型20両の21両で製造を終了した。その事から、経済的な、EF210
>>形に製造は移行した。

        　ここって何やらごちゃまぜにして書いているように思えます。

        　EF210は老朽化したEF65の置き換え用で、そのために1時間定格
        出力はEF65の2,550kWを大きく上回る3,390kWですが、EF66の
        3,900kWを下回っています。EF200がそこに書いてあるように種々
        の理由でEF66並みの使い方しかできないのは不経済そのもの
        ですが、かと言ってEF66程度の能力の需要が大幅に減少し、EF66
        だけで間に合うようになったわけではないでしょう。もしそうで
        あればJR貨物がJR西日本から国鉄時代に製造された古いタイプの
        EF66をわざわざ中古車購入する理由がありません。
        　EF200が種々の問題を抱えていて、それに代わるためにEF210が
        製造されたのではなく、あくまでEF210はEF65の後継機であり
        (大幅な改良と能力の向上は図られていますが)、EF200については
        故障が頻発するが適当な代替機がない、そういう状態なのだと
        思いますが。


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