> 谷村> 列強が定めたものだから、意義のある国が出た場合再度綿密に協議すること
になって
> 谷村> いるはず。
> 谷村> その協議ができない場合は自然失効と言うことになりますね。
> 谷村> 列強のうちいずれの国かが異議を唱えるような条約など効力があろうはずも
ないで
> 谷村> しょう。
>
>   で、そのお考えは、「都合の悪い条約は守らなくとも良い。」と御批判なさ
> れていることと矛盾していませんか?



条約がそういうことならば、条約違反ではないでしょう?

条約に沿って、条約を守っているわけです。

守らないでよいと言うことではありませんね。


>   満州事変のようなことをしているなら、「異議を唱える」=「都合の悪い」
> と取られて当然だと思います。



これは満州事変の前のことでしょう?

中国が条約に反し内戦をはじめ条約の前提が狂ったわけでしょう?

条約破りは中国ではありませんか。


> 谷村> 9カ国条約などと言うが、この条約こそ、中国が列強により無理やり押
> 谷村> し付けられたものじゃないのかい?
> 谷村> 当時の中国政府は猛反対したはず。
>
>   そのような事実はないと思います。
>   が、もし御存知でしたら、「当時の中国政府は猛反対した」ということが記
> 述されている資料の名称と、記述されている箇所、記述内容を教えていただけ
> ませんか?



確か中国はアメリカと事前に打ち合わせ、交渉に挑んだわけです。

しかし、自国の主張が入れられず列強の合意となり反対だったはず。



以下のような記述もあったと思うが?どこだったかは忘れた。



九カ国条約は,中国に関するものでありながら,中国自体の意見が十分に反映してお
らず,それはむしろ列強による植民地主義体制の再編成を意味するものであった。そ
のため,結果に失望した中国人は,以後激しい民族革命運動を展開していくことに
なった。



> > >   そして、その後から華北分離工作にいたる間の停戦協定は、九か国条約に違
> > > 反した不正なものです。「支那ノ主権、独立並其ノ領土的及行政的保全ヲ尊重
> > > スルコト」に違反しているのですから。(おそらく、第一条の(四)にも違反し
> > > ているでしょう。)
>
> 谷村> その前に条約違反を中国がやってるでしょう?
>
>   そうなんですか? もし御存知でしたら、何時のどの行動が、何という条約の
> どれ(何条の何項など)に違反したのか教えていただけませんか?



この条約は中国で列強が商売するときの権益の取得などを規定しているものでしょう
?

抜け駆けをしてはならんと決めている。

これはとりもなおさず、平和時の状況を想定しているものですね。



この条約締結後すぐ中国はこの条約を締結した政府を倒している。

条約の大前提を損なったのが中国でしょう。


>
> 谷村> 『平和なとき平和を前提で抜け駆けを防ぎ軍事費がかからないようにす
> 谷村> る』ということで、列強が締結したのが9カ国条約でしょう?
>
>   そうなんですか? もし御存知でしたら、「平和なとき平和を前提で」の根拠
> を教えていただけませんか?



条約の内容を読めば当然その前提だと分かりますね。


> 谷村> 平和の前提を中国自ら破った責任はどうするの?
>
>   御主張の根拠が不明なので、お答えできません。
>   しかし、いずれにしろ、国民政府が内戦をしたら、列強は自由に条約を破っ
> て良いとは条文に書かれていないと思います。そのような抜け駆けをされたら、
> 他の列強が損をすることになりますから。



中国は条約の前提をやぶり、内乱状態にしてしまったわけです。

内乱で権益を侵害します。

これでは、列強の取り決めも何もあったもんじゃないでしょう。

日本は異議を唱えたが、条約国に意義があれば協議と言うことになってるはず。

その協議が開かれないと言うのだからこの条約は守られなかったと言うことになりま
すね。


>   しかも、満州事変の時にはすでに北伐は終結していたし、満州事変の口実は
> 北伐ではなかったのだから、満州事変を正当化するのは無理でしょう。



北伐と言う、してはならない内乱を勃発させたのは中国ですね。

おかげで、それに触発された中国人が満州地方のいたるところで大暴れを始めた。

満州地域には古くから日本人が多く住んでいるんですね。
(当時の朝鮮民族は日本人)

日本人の悲鳴はいたるところで上がると言う状態だったのでしょう?


共産党政権でさえ朝鮮自治区は作っています。
当時の日本がこれら悲鳴を上げる日本人を救い保護し、周辺民族が融和する満州国を
作ろうという構想になったことは理解できますね。



このような状況を作ったのは中国ではありませんか。


> 谷村> 又、この9カ国条約はアメリカが中国を利用して中国に侵略の足がかり
> 谷村> を持ちたいために考えたもの。
>
>   違うと思います。
>   アメリカは中国に出遅れたが、武力による権益獲得競争は列強も、もう、こ
> りごりなので、これからは、武力でなくビジネスで勝負しましょうということ
> でしょう。



9カ国条約はワシントン軍縮会議の一環として締結された条約でしょう?
大戦後の不景気でなんとは軍備を削減したいと言う目的の会議ですね。

そのためには中国で抜け駆けし競争をしたのでは軍縮にならないわけです。

平和裏に各国平等に扱い、つまりアメリカも平等に扱われ、公平にビジネスしようと
いうことでしょう?

鉄道施設などそうやって食い込み、まさにアメリカも広い地域で権益の足がかりを得
ようと言うものですね。



実際アメリカもそうやって権益を相当広く獲得して行ったでしょ?



> 谷村> アメリカの侵略は良くて日本の侵略は良くない?
>
>   そのような主張はしておりません。



事実上そういっているのと同じでは?


>
> 谷村> 日本人自治区のような満州国の立国は現在でも朝鮮自治区があるように
> 谷村> 単純に侵略とはいえないでしょう?
>
>   江戸時代から日本人以外の人がすでに住んでいた旧満州に、明治以降、日本
> 人が移住し、共存していたのに、武力で旧満州を日本の支配下に置いたのは、
> あきらかに侵略だと思います。



有史以来日本人は満州に多数住んでたんでしょ?

当時、朝鮮民族は立派な日本人だったのです。

彼らの保護のため現在中国共産党でもやっている朝鮮自治区のような満州国を建設し
周辺民族が融和の元平和に暮らせる国を創ろうと言う構想は理解できますね。



内戦を勃発させ、野蛮きわまる中国人の犯罪多発状態があっては、単純に侵略などと
はいえませんでしょう。





>   日本人しか住んでいない領域のみが独立したのなら別ですが。
>   在日朝鮮人がいることを理由に、韓国や北朝鮮が日本に武力介入してはなら
> ないということと同じことです。



仮に、日本が当時の満州のように、無政府状態で犯罪が多発し、在日朝鮮人が悲鳴を
上げ本国に助けを求めれば当然韓国も北朝鮮も武力介入するでしょう?



レバノンでシリアでもやってます。

当たり前の話ですね。


>
> >   (義和団事件で合法的に駐留していた)支那駐屯軍についても、満州事変の前
> > に撤退しているべきだったと思います。
>
> 谷村> 租界があるわけだからそうも行きませんね。
>
>   満州事変の前までには、租界の外国権益は守られている状態になっていたわ
> けだから、支那駐屯軍は不要だったと思います。



野蛮な中国人が内戦でさらに野蛮になっているわけです。

租界の治安維持に軍隊は必須でしょう?

北京の8っカ国の租界の防衛で日本の軍人が司令官になった話は有名ですね。

日本の軍隊は統制がとれ略奪などしなかったからですね。



租界の防衛に軍隊を派遣することは当時の常識です。
『するな』といってもそれは無理と言うもの。