>   暴力はいけないとしても、中国大陸での内戦に武力で介入する権利は日本に
> はないでしょう。

この人、
内戦であろうと外戦であろうと暴力を振るってよいはずないでしょう。
話し合いで解決しないと。

内戦のとばっちりをあちこちに振りまき大被害を与えた責任はどう考えるのかな?
平和に暮らしている日本人達の周りを鉄砲持った中国人がうろつき回ってごらん?
『日本軍の警備を頼む』
と言う声は非常に高くなりますね。

隣接する満州には古くから日本人が多く住んでいるわけです。
中国の内乱がこの地域にも波及して、中国人が暴れだし治安は最低になっていった。
国会に『安全を確保せよ』と言うデモが押し寄せた話は有名ですね。

満州地域を野蛮な中国軍が席巻すると言うことは、この地域の日本人にとって震え上
がるほど恐ろしいことだったと思いますよ。

『無法な満州で、日本軍はシッカリ警備をしてくれ』ということに自然になる。
そうなったのも、元はといえば蒋介石軍の暴力でしょう。

平和裏に政治を進めていれば、決してこうはならなかったはずです。



>   それに、満州事変の口実は、北伐ではありません。満鉄の線路の付近で関東
> 軍の将校が自作自演で爆音を出し、それを中国兵の仕業だと主張したのが、満
> 州事変の口実です。(鉄道にはまったく被害はなかったとのこと。)
>   満州事変を正当化することには、かなり無理があると思います。

だから、治安が最低に悪化し、内戦に刺激された中国人のために日本人の被害多発の
状態になったわけでしょう?
今の日本で言うと、あちこち手がつけられないほど中国人の犯罪が多発?
国民の悲鳴が響き渡る?

満州には昔から日本人が非常に多く住んでいるわけですね。
彼らの悲鳴を見捨て何もしないんですか?

そうはいかないでしょう。

共産党でさえ朝鮮自治区を創っているではないですか?
当時の日本が満州国を創り日本人を保護し周辺民族も融和した理想の国を創ろうとす
るのはわかる気がしますね。
侵略などとは単純にいえませんね。

> 谷村> この危機をさらに拡大し、日本を大陸からたたき出し、あわよくば朝鮮
> 谷村> 半島はおろか九州の一角まで狙おうと言う中国の野心はあらわだったわ
> 谷村> けです。
>
>   しかし、実際に九州を攻撃されでもしないかぎり、日本が中国を攻撃するの
> は、自衛戦争とは到底言えないと思います。

満州、朝鮮半島と中国が支配すればものすごい力をつけるのは当然ですね。
そうなったとき中国は?
『日本よ栄えなさい』とい言いますか?
力をつければ、沖縄は中国のものだとすぐいちゃもんをつけるでしょう?
今でも尖閣列島は中国のものといちゃもんつけているのだから。

そうなることは誰の目にも明らかですね。

決して満州を野蛮な中国軍に渡すわけには行かない。
当時の日本人はそう考えたわけです。
この地域には日本人は多かった。

これらの国民の声は切実な声として政府に訴えられたのでしょう?



> 谷村> 現在のように、植民地時代が完全に終わっている時代とは違います。戦
> 谷村> いに負ければ領土の割譲は当然で、下手すれば植民地にされてしまう時
> 谷村> 代のことです。
>
>   日本は、世界第3位の軍事大国だったのだから、当時の中国に侵略される可
> 能性はほとんどなかったと思います。

ただし?
陸地においては大兵力が物を言いますね。
中国は盧溝橋事件当時、すでに陸軍では大兵力を蓄えていました。

だから執拗に挑発を続けたんでしょうが。
上海の衝突では当初中国が優勢のときもあったほどではありませんか。

自分がそうやってあわよくばたたき出し、その後力を蓄えて沖縄など侵略?
そうはいきませんねえ。

> 谷村> 中国が満州を併合し力をつければ当然次は朝鮮半島の帰属となります。
> 谷村> 満州を日中どっちが取るかは、その後の両国の勢力と運命にかかわる重
> 谷村> 大問題といえます。
>
> 谷村> まさに中国の敵対的態度によって満州は日本の生命線となっていったわけで
す。
>
>   で、谷村さんの考えに近い考えかたで、大日本帝国は行動し、1945年の敗戦
> となってしまいました。結局、まちがっていたのではないですか?

中国の執拗な挑発で戦争が続き、和平の話もあったが実らず、結局敗戦になったわけ
ですね。
中国の発砲と挑発が成功したわけでしょう?
中国の戦略が実ったわけです。

つまり?
自分が仕掛け?
勝利を手にしたわけでしょうか?
ならば侵略と言うのはおかしいですね。

戦争を中国が仕掛け、執拗に続けさせたのだから『侵略』と言う話には無理がありま
す。


> 谷村> とにかく戦争をしかけたのは中国でしょう。
> 谷村> 負けて国土を荒らされたから侵略?
> 谷村> これは少し無理があると考えます。
>
>   侵略である根拠の本質は以下だと考えます。
>   (a)  中国は、日本固有の領土を攻撃したわけではありません。

たとえば日本にいる中国人をかたっはしから殺し危害を加え始めたらどうします?
その挙句、中国大使館や館員まで殺害した。
大使館員を人質にでも取れば中国は特殊部隊を使って救出するかも。

これを執拗にやって、戦争にさせてやろうという、共産党の謀略があるわけです。

その場合やはり責任は謀略を使う共産党にあるんでしょ?

盧溝橋事件やそれ以後もまさにそれで、
日本軍と蒋介石軍を噛みあわさせてやろうと言う共産党の謀略でしょう?
ならば責任は中国にありますね。

戦争を仕掛け挑発をやめなかった中国の責任です。


>   (b)  日本は、日本固有の領土の外の、すでに人が住んでいる地域で軍事行
>      動をして、住民や軍人に被害を与えました。

ドロボーを追跡して自分の家に立てこもったら、その家は場合によっては破壊されて
しまうでしょ?

ドロボーの家族がいれば怪我したり最悪死んだりするかも。
それは仕方ないことでは?

>   盧溝橋事件で最初に撃ったのは中国だから侵略ではないという主張は、以上
> のことを無視しているので、同意できません。

いかに言いつくろおうと?
発砲し挑発を続け戦争にして漁夫の利を得ようと言う中国共産党の戦略があってのこ
とでしょ?
自分で戦争を押してやろうといって戦争を始めておいて、負けて被害が出たから侵略
?
それは通りませんね。