KURAU Phantom Memory 10th Reaction

携帯＠です。

KURAU Phantom Memory 10th Reaction「眠り姫」について雑感など

# クリスマスが喋らないと、やはり寂しい……

■クリスマスはどこ？

王　「やむを得ない。部隊を分ける。アヤカ君、命令はあくまで確保だ。傷つけてはなら
　　ない」

　強化型ＡＲシステムの照射により倒されたクラウとクリスマスは、移送用ケージに入れ
られＧＰＯ本部へ移送されようとしていた。
　しかし移送中、ケージの中で意識を取り戻したクラウは、リナクスの力を封じ込めるは
ずのケージを強引に抜け出してしまう。
　移送車から脱出し、クリスマスを救出しようとするクラウに対して、ＡＲシステムの照
射を命じる王。
　ＡＲシステムの直撃を受け弱ったクラウは、やがて地上へと落下。
　アヤカはクラウは自分が追うと進言、王は部隊を分けることを決意するが、アヤカには
クラウを傷つけてはならないと命令するのだった。

# クラウを傷つけてはならないと言われ、不満そうなアヤカ。彼女にとって、クラウは人
# とは違う化け物としか見られないのでしょうね。


■血は赤かった

クラウ「あたし、人間みたいね」

　地上に落下したクラウ。クリスマスを連れ去ったＧＰＯに対する怒るクラウ。
　それに反応するように、リナクスエナジー発電所ではリナクスが異常な反応を示してい
た。
　そのリナクスの声が聞こえたクラウ。彼女には、リナクスが怒っているように聞こえた。
　倒れていたクラウを発見、救出したダグはＧＰＯのポッドの追跡から車で逃走。
　クリスマスを連れ去られたクラウに対して、勝手なことをと怒るダグ。
　何時に無く弱気のクラウに対して、俺の知ってるクラウと違うと怒鳴りつけるダグだっ
た。

# 血を見て人間みたいねと思うクラウ。身体を傷つけないというお父さんとの約束を破っ
# たことになりますが、そのことに対する言及はありませんでした。それどころじゃ無い
# ということでしょうけど。

# 地上に降りたクラウを見つけるのに手間取っている様子のＧＰＯ。人間（リナクスです
# が）一人捜すためのセンサー類は余り発達していないのでしょうか？

# 怪我を心配してみたり、勝手な行動をとった挙げ句にクリスマスを奪われてしまったク
# ラウを叱咤激励してみたり。ダグのクラウに対する心配振りが何とも。最早彼にとって、
# 仕事じゃなくなってますね。


■リナクス大量虐殺

ダグ「さぁな。なんでこんなやっかいなことにつきあっているのか、俺にも判らん。見て
　　　ると危なっかしいって言うか」

　ダグの車を発見したアヤカ達。
　ダグはクラウを連れ地下鉄の駅へ。後を追うアヤカ達だが、電車はホームの両側から発
車した直後で、アヤカは両隣の駅を封鎖するように命じる。
　ダグはそれを予想していたが、隣の駅までの間クラウに休むように言い、ハンカチを差
し出す。
　クラウに父親から連絡があったことを伝えたダグ。その直後、地下鉄が停電し急停車。
　暗闇の車内。そこで何故かクラウは泣いていた。
　クラウはリナクスエナジー発電所にいたリナクス達が殺されたことを感じ、涙を知らず
知らず流していたのだ。

　キムラからリナクスエナジー発電所にトラブルがあったと報告を受けたアヤカは、キム
ラに詳細を調査するよう命じて自らは線路に降りて走り出す。
　その頃ダグは電車の扉を開け、クラウを連れ脱出していた。

　アヤカは結局クラウ達を見失い、そのことを王に報告。
　その場でアヤカは王から、月に行くように命令を受ける。
　キムラから、リナクスエナジー発電所のトラブルの詳細について報告を受けたアヤカは、
検問の強化を命じる一方で、クラウがクリスマスを必ず探しにやって来ると確信していた。

　その様子を見つつ、ダグとクラウはその場を立ち去っていた。

# 車、飛行機にまでブルーエナジーが使われているのに、電車だけは現在と何も変わらな
# い様子。未だに線路の上を走っているし。

# クラウにハンカチを差し出すのを躊躇うダグが可愛い。柄にも無いとでも思ったんでし
# ょうか？

# 停電があったためにダグ達は難なく脱出出来たのですが、そのまま隣の駅にたどり着い
# たらどうやって脱出する気だったのでしょうか？　まさか強行突破？　ダグの行動って
# 結構何も考えてないっぽいですが、それに振り回されるＧＰＯも相当…。

# 停電したからと線路に降りて走り出すアヤカ。あの、追いかける方向が逆だったらとか
# 迷わないんですか？

# やはり線路を走りながら、アヤカもこの線路の上を走っているかもと思うダグ。昔から
# アヤカは考えより行動が先に立つ女性だったようで。

# 駅周辺に展開する警官隊を横目に見ながら「悪いな、アヤカ」と脱出するダグとクラウ
# …。それ自体は良くあるシーンですが、あんな近距離で変装もせずに堂々と歩いている
# なんてあり得ない！　やはりＧＰＯもダグも相当に……。

# リナクスエナジー発電所のトラブルは、リナクスの異常増加。セーフティシステムで簡
# 単にリナクスを殺せるものなんですね。確か、クラウは事故で死んだことになっていて、
# 今回の現象がそれと同じであったとすると、そもそも事故の原因はクラウ自身# にあっ
# たということ？


■月へ

ダグ「俺はお前の親父さんと会ったことも無い。やっと電話で話せただけだ。だがな、俺
　　　は感じたんだ。お前の父親は今、お前を守るために生きてる。全てはお前のために。
　　　信じろ！　どんなに離れてたって、親は子どもを守ってやりたいと願っているんだ。
　　　そう信じたいんだ。俺が！　子どもが親を疑うなんて、俺には耐えられない」

　街外れの海沿いの崖の上で、ダグはクラウの父が月にいて、ＧＰＯの監視下でリナクス
の研究をしていることを教える。
　研究結果をＧＰＯに利用されたとはいえ、リナクスを殺す兵器は事実上父が作ったに等
しいことを知り、衝撃を受けるクラウ。
　ダグはクラウの父が、今はクラウを守るために生きているという。
　どんなに離れていても、親は子どもを守ってやりたいと願っていると。
　父を信じたい。会って話がしたいと言うクラウ。
　だが、今はクリスマスを助けに行かなくてはという。
　ダグはクリスマスがＧＰＯのシャトルで月に向かっているという情報屋からの情報を伝
え、先に月に行くように言う。
　一人で何とかしようと考えるなというダグに判っているというクラウ。
　ダグに礼を言おうとして、言葉が出ないクラウに、礼なら未だ良いというダグ。
　クラウは、リナクスの力で浮き上がり、海の向こうへと飛び去って行く。
　それを見て、お前はどこから来たんだろうな、どこへ行けばと思うダグだった。

# テッドの父親だけに、天箕博士の思いはダグにも良く判るのでしょう。

# あっさり判明したクリスマスの移送先。情報屋からあっさり情報が手に入った辺り、思
# いっきり罠に思えて仕方が無いのですが、それともこの世界は情報屋同士のネットワー
# クがかなり発達しているのかもですが。

# ダグにお礼を言いたいのに、どうお礼を言って良いのか判らないクラウが可愛い。あま
# り人に助けられて生きてこなかったので、誰かに助けて貰う、それに対してお礼を言う
# ということが知識としては判っていても、行動に移すことが出来ないんでしょうね。


■クリスマスとの対面

天箕「捕獲したの間違いだろう」
王「アトラクター・リナクスシステム。二年前に起きた事故のあと、貴方が考案したセー
　　フティシステムを無断で転用したことにお怒りであることは聞いています。その改良
　　に、非協力的であることも」

　月。王に呼び出された天箕博士は、先日確保したリナサティアンを見て欲しいと言われ
る。
　天箕がアトラクター・リナクスシステムをＧＰＯが勝手に兵器に転用したことで怒って
いて、改良に非協力的であることを聞いた上で、特殊なリナサティアンを確保し、それを
天箕に見せるべきだと判断したと告げる。
　それがクラウだと直感した天箕だが、言い出すことが出来ない。
　そんな天箕に、協力することが最善だと告げる王。

　その頃、クリスマスを見て「眠り姫」と呟いていたのはＧＰＯ長官、才藤。
　天箕を連れクリスマスの部屋に向かう王は、才藤とすれ違う。
　その時の王の態度に、天箕は何かを感じる。
　王に連れられ、クリスマスと対面する天箕。
　クラウと思い近寄って、クラウでは無いと気付いた天箕は、クラウと一緒に住んでいた
リナサティアンで、名がクリスマスだと教えられる。
　クリスマスがクラウの対だと気付いた天箕は、クリスマスとクラウを助けてやることが
出来なかった許しを請うのだった。

# 天箕博士はクラウが事故で死んだと嘘をついていたので、王が捕らえたリナサティアン
# がクラウだと言えずに苦しんでいるのですが、二番目の住居で天箕博士と一緒に映った
# 写真を回収しているので、これが決定的な証拠となっている筈。クラウが天箕博士のク
# ラウと同一人物であるという証拠を突きつけ、早く楽にしてあげればいいのに。

# 捕らえられた服は検査機器をつなげられでも無く、服を着たまま寝かされていました。
# やはりここは裸で（待て

# 前々回でＧＰＯの副長官だった才藤氏が再登場。長官だったのか。前長官の死後に長官
# になったのでしょうから、あれから14年も長官なのか。官僚組織として異様に長い期間
# トップに立ち続けていますな。普通、あり得ませんが。

# 才藤に対して向けた視線に何かを感じた様子の天箕博士。王は才藤長官のことを嫌って
# いるのかな？　リナクスに対しても、他の人のように単なるエネルギー源やトラブルの
# 元とは違う考え方を持っているようです。ただ、何をしたいのかは今のところ判りませ
# んが。


■次回予告

ダグ「早まるなよクラウ」
クラウ「判ってる。今の私の力だけじゃ、クリスマスは救えない。ダグの力が必要」
ダグ「もうすぐそっちへ行く。それまで、大人しくしてろよ」

11th Reaction「呼び合う声」


# 思いっきり独断専行しているようにしか見えませんが^^;;;;

では、また。

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