KURAU Phantom Memory 9th Reaction
携帯@です。
KURAU Phantom Memory 9th Reaction「天使が消えた街」
について雑感など。
# やっと最新話に追いつきました…。
^L
■高飛び
女 「何をそんなにやっきになってんだい」
ダグ「あいつらGPOを舐めてるんだ。偽造パスポートなんか使ったって無駄だ。やって
ることがガキなんだよ」
女 「あたしにゃ、あんたもあの子達も同じに見えるがね」
「うみすずめ」でGPOが聞き込みをしている頃、クラウ達はロサンゼルス行きの航空
機の客となっていた。
初めて外国のクリスマスは、飛行機の窓から見える雲海に大はしゃぎ。
ダグは、クラウ達の消息を尋ねるべく、ポットバトル場の入場券売り場ならぬ元エージ
ェントの女を訪ねる。
女がクラウにパスポート他一式を売りつけたということを聞いたダグは、金でそのデー
タ全てを買い取るのだった。
王にダグのことを話していたアヤカ。そこにキムラがクラウ達を競技場で見かけたとい
う聞き込み情報を届ける。
元エージェントの女の所を家宅捜索したGPO。
女は全てのデータを消去した後だったが、ダグの持ち込んだ写真を処分しておらず、そ
れを隠したところをアヤカに見とがめられてしまう。
# 日本の警察に外国人が大量に入り込んでいたりして、国籍という概念が無くなっていた
# のかと思いきや、未だ外国という概念が残っていたんですね。というより、今までの話
# はずっと日本での出来事だったのか。
# 飛行機で高飛びしたクラウ達。いきなりファーストクラスですか。お金もそんなにある
# とは思えないのに、贅沢してますな。
# 雲を見て、触れそう、触ってみたいとはしゃぐクリスマスが相変わらず可愛い。この世
# 界が広いんだねというクリスマス。リナクスの世界ってそんなに狭く感じるものなのだ
# ろうか。
# ダグが訪れた女。後でアヤカが訪れた際に元敏腕エージェントと言われていたので、業
# 界では有名人ということらしい。そんな彼女から見れば、GPOからクラウ達を守ろう
# としているダグの行動も子供じみているということか。
■新しい名前
クラウ「そう。本当の名前とも、パスポートの名前とも違う、新しい名前」
クリスマス「判った。クラウ何が好き? レモン?」
クラウ「じゃ、あなたはショコラ?」
クリスマス「良い。ショコラ、それからホットミルク」
クラウ「チーズ」
クリスマス「海!」
クラウ「青」
クリスマス「白! お散歩、自転車、手のひら!」
ロサンゼルスに到着したクラウ達。ここには私達を知っている人はいないというクラウ
だが、その姿は防犯カメラで捉えられていた。
郊外へと車を走らせるクラウは、クリスマスに名前の本当の名前ともパスポートの名前
とも違う、新しい名前をつけようという。
お互いに好きなものを言い合い笑う二人。
その時、クラウは何かに呼ばれたように感じる。
クリスマスに対してそのことは話さなかったものの、クラウはその方向に向かってドラ
イブすることにするのだった。
# クリスマスの新しいベアトップの服萌え〜。一日で着替えたのは、GPOに捕まってし
# まったのでこの服を着たままだと今後の話もずっとこの服で過ごさないといけないから
# でしょうか。
# エージェントをしているのに、海外に高飛びしただけで一安心とは、クラウも認識が甘
# すぎ。
# 新しい名前をつけっこするクラウ達。好きな名前をつける筈が好きな物を言い合いにな
# ってます。最後の手のひらというのが意味不明ですが、最後のクラウの台詞にかかって
# いるのでしょう。
■ダグの天使
娼婦「行く所が無いみたいね」
ダグ「悪いな。人を探してるんだ」
娼婦「あら。あなたの可愛い天使?」
ダグ「かもな。空を飛んだりしやがんだ」
GPOの輸送機でロス空港に向かっていたアヤカに、ロス空港でクラウ達とダグの姿が
防犯カメラに捉えられたとの報告が届けられる。
ロスのホテルを周り、クラウ達を探すダグ。
だが、クラウの姿は見つからず、それどころかGPOの車に見つかってしまうのだった。
# ええと、クラウ達はロスについて服を着替えたのですが、ダグはそのまま。あんな暑そ
# うな格好で歩いていたら、怪しすぎです。
■アイネ、クライネ
クラウ「あなたはアイネ」
クリスマス「アイネ。優しい響き」
クラウ「私のお母さんの名前」
クリスマス「お母さんの」
クラウ「私はクライネ。お母さんの妹の名前」
クリスマス「アイネ、クライネ!」
夕刻。郊外を車で走っていたクラウは先程の感じをより強く感じるが、クリスマスはそ
れを感じることは出来なかった。
呼ばれるまま行っていいものかと思いつつ、クラウは確かめてみることにしたクラウは、
二人の新しい名前として、クリスマスにはお母さんの名前からアイネ、そして自分はお母
さんの妹の名前からクライネと名付けるのだった。
# クラウが名付けた新しい名前は、(リナクスとしてのクラウは会った事が無いはずの)
# 自分の母親とその妹の名前でした。後でホテルの人にも言われていたように、モーツア
# ルトのEine kleine Nachtmusik辺りから取ってきたような名前ですが、クラウがクライ
# ネ(小さいの意)というのは、意味からして逆のような。つまりは、クラウはドイツ語
# の知識は無いということでしょうか。それともわざと?
■リナクスエナジー発電所
クリスマス「うん。中に、リナクスはいたの?」
クラウ「ええ。いたわ。呼んでいた。強い声で。あれは、リナクスの意志? ううん。欲
望」
クリスマス「何て言ってたの? 声は」
クラウ「ここからもっと、もっと広い世界へ出て行きたいって」
ロス空港にアヤカ達が到着した頃、郊外の道路を車でひた走るクラウ達に声が届く。そ
の声は、フェンスで囲まれた立ち入り禁止区画の中から聞こえていて、クラウはその中に
リナクスがいると確信する。
それを確かめるため、リナクスの力を使って施設の中に入り込んだクラウ。
中の職員は、センサーの反応に気付き他の職員に知らせるが、その時には既に反応は消
えていた。
施設の外に戻って来たクラウ。クリスマスは施設の入り口を確かめ、ここがリナクスエ
ナジー発電所だとクラウに教える。
クラウは、発電所の中にリナクスがいて、強い声でもっと広い世界に出てみたいという
声を上げていたと言うのだった。
# リナクスの声が聞こえる謎の施設。クリスマスがしたように、まず何の施設か確かめて
# から潜入すれば良さそうなものなのに、全く確かめもせず中に入っちゃうクラウ。そん
# なんで、良く今までエージェントやってたな。
# リナクスが閉じこめられている施設であれば、リナクスが漏れ出すのを阻止するだけで
# なく、侵入も阻止する仕掛けは当然ありそうですが、クラウは全く妨害を受けることな
# く施設の中核に侵入出来たみたいです。大丈夫なのか? この施設。
■胸に空いた穴
アヤカ「私には、必ずクラウを捕まえることが出来る。そう思えるんです」
王 「何故かね」
アヤカ「何故でしょう。私の胸には、暗い穴が空いていて、そこに奴の顔が見える気がす
るんです」
ロスに到着したアヤカはキムラからダグを発見したが取り逃がしたこと、クラウ達は一
緒では無かったとの報告を受け、捜査網を広げるよう指示する。
どこに逃げても無駄というアヤカは、必ずクラウを捕らえることが出来ると思えると言
うのだが。
# クラウを捕まえることに対して妙に自信ありそうなアヤカ。その根拠は判ったような判
# らないようなものですが、要するに執念ということでしょうか。
■ご両親はモーツアルトがお好き?
クラウ「私、思ってたの。こうして世界を旅して、それで生きていけるのなら、それでも
良いって」
クリスマス「うん」
クラウ「でも、私にはやらなければならないことがある。お父さんに、あなたのことを教
えてあげないと」
GPOをまいたダグの携帯に月の研究所の天箕博士から電話が入る。
クラウの身に危険が迫っているという博士に、ダグは知りたいことが山程あると博士に
質問をぶつけるのだった。
その頃、ホテルに投宿したクラウ達。
ホテルの部屋で、二人で旅をしながら暮らす前に、クラウは、お父さんに対が出て来た
ことと、リナクスエナジーのことについて聞かなくてはいけないとクリスマスに言う。
その頃、アヤカ達はロスの南東にあるリナクスエナジー発電所をクラウが訪れるかもし
れないと気づき、王は捜索班をこの場所に向かわせていた。
# 月面からダグに電話をかけるとは、思い切ったことしますね、天箕博士。どう考えても
# 100%記録されているし、通話先もバレバレですがな。そんなリスクを負ってまで伝
# えるべきことがあったのか、それともそもそも危険性について甘い考えだったのか。ダ
# グの方も合わせて、何となく後者という気がする…。
# 料金を先払いにしなかったクラウ。カードを鞄の奥底にしまっていたというのは言い訳
# (何しろ、レンタカー借りている位ですので)で、足取りを追われる危険性を認識して
# いたからでしょうか。その割には、翌朝は支払いを終えた後ものんびり朝食取っていた
# りしましたが。
■果てしなき欲望
王「そう。ブルーエナジーのおかげで、人類はその世界を飛躍的に広げた。国家を超え、
宇宙に登り、月には巨大な都市が出来た。それで満足した筈だった。だが、新たなエ
ネルギーの発見に我々は飛びついた。リナクスエナジー。そして、事故がおきた。危
険と知りつつ欲望に従う。それが人間なのだ。そして、事故が起きた。危険と知りつ
つ欲望に従う。それが人間なのか。富を持った人間がもっと多くの富を得たがるよう
に、力をもった人間は、もっと強い力を欲するのか。強い…力」
翌朝。クラウがカードを使ったことで居場所を確認したダグは、GPOに先んずるべく
行動を開始する。
ダグの懸念通りGPOもクラウ達の居場所に向け、ポッド部隊を進行させていた。その
最中、アヤカはブルーエナジーだけで人類は十分やっていけるのに、リスクのあるリナク
スエナジーを使う必要があるのかと言う。王は、力をもった人間は、もっと強い力を欲す
るのかという。
# この世界の繁栄の根源は、ブルーエナジーと呼ばれる新エネルギーであるらしい。それ
# だけで十分なのに、それよりもっと強いエネルギーであるリナクスエナジーを使おうと
# しているという現状のようですな。月面の事故の話が出ていましたが、クラウはこの時
# に死亡したということにされているのでしょうか。
■最後に見えたもの
クラウ「何が起きたのか判らなかった。最後に見えたのは、クリスマスの小さな手のひ
ら」
ホテルの支払いを済ませ朝食を取っていたクラウとクリスマス。
もう一度発電所に行くと言うクラウに対してクリスマスも同行すると言う。
クリスマスは、もっと広い世界に出たいというリナクスの気持ちが分かるという。だか
ら、クラウの身体を通る以外の方法でリナクスが外に出ることが出来るのなら、リナクス
がこの世界に出て来ても良いのではと言う。
その時、クラウ達の周囲に密かに展開していたシールドが展開され、ARシステムが照
射され、クラウとクリスマスは二人とも倒れてしまうのだった。
# 人間達よりも優れた能力を持つ存在であるリナクス達が人類の世界に出て来て、知性を
# 持ち動き出したら、人間界は大混乱必至なはず。…という辺りはクリスマスはともかく、
# クラウは考えたりしないのでしょうか?
# GPOにより倒されたクラウとクリスマス。愛の逃避行@ロスは一週間にして終わって
# しまいました…。
■次回予告
「リナクスが異常な数値を」
「安全基準値を超えます」
「非常警報。各部チェック急げ」
「まさか、これは…二年前の月面事故」
クラウ達が倒れた後シールドがあっさり消されていたので、良いのか? と思ったら、
クラウはあっさり脱出してしまうようで。クリスマスを救出しようとして、リナクスエナ
ジー発電所大爆発という展開になったりして。
では、また。
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