KURAU Phantom Memory 8th Reaction
携帯@です。
一週間遅れですが、
KURAU Phantom Memory 8th Reaction「もうひとつのクリスマス」
について雑感など
# 最新話の記事まで、一気に書き上げる予定です。
^L
■取り違え
クリスマス「クラウ。もう。さぼってちゃ駄目でしょ」
クラウ「見てた」
「うみすずめ」で忙しく働いているクリスマス。
その様子を温かい目で見つめているクラウにこんな所で突っ立ってと冷やかすダグ。
クリスマスもさぼっていちゃ駄目と言うのだが、クラウはクリスマスが壁に貼られてい
た南国のポスターを見ていたと指摘、好きなのと聞くとクリスマスも好きだと言う。
暖かそうな南国のポスターに二人ではしゃいでいたのが拙かったのか、クリスマスはウ
オッカと水の注文を取り違い、店に来ていたポットバトルのチーム・ドクロのポッド乗り
であるヒロシを酔い潰れさせてしまう。
一滴も飲めない下戸のヒロシに酒を飲ませてしまったことで、怒り出すチーム・ドクロ
のリーダーは、クリスマスに怒りを向けるのだが、その前にクラウが立ちふさがる。
# クラウは誤魔化していますが、明らかにクラウはサボってます。これはクラウが怠け者
# という訳ではなく、クリスマスを見守っていることが彼女にとっては働くことより重要
# なだけかと。二人を同じ場所で働かせること自体が間違いだと思う。
# 南国のポスターを見ていたとクラウに言われ、同意するクリスマス。でも多分、クリス
# マスが見ていたのはクラウで、クリスマスがクラウの言葉に肯いたのは、「クラウがそ
# う言ったから」という気がしてならないのですが。
# 幾ら色が同じでも、ウオッカと水を間違えますか、普通。
# クリスマスが運んでいたのは、ビーフステーキカツカレーセット。凄い組み合わせだ。
■元長官の娘
王「スタイガー長官。お父上が亡くなられてもう14年か。あの人には、警官であるための
全てを教わった」
GPO本部にある、スタイガー元GPO長官の慰霊碑の前に立っていた王の所に、出動
準備が整ったと知らせに来たアヤカ。
王はアヤカの父でもあるスタイガーに警官としての全てを教わったと言うが、アヤカは
それを無視して待機すると立ち去ろうとする。
その背中に向け、王はスタイガー長官を尊敬していたと言うのだった。
# スタイガーと呼ばれるのを好まず、名前を人に呼ばせていたアヤカ。GPO元長官とい
# う親の七光りが嫌なだけで無く、父親を拒絶するような何かがあるようで。王がわざわ
# ざスタイガー長官を尊敬していたというのも、何か長官には後ろ暗いところがあるので
# しょうか。
■ポットバトル
「良いか。要は20分の制限時間内に、相手ポッドを押さえ込むか、ラインから押し出しち
まえば勝ちだ。時間内に終わらなければ、戦闘データで勝敗を判定する。コックピットへ
の攻撃は反則だ。漁師連中から聞いたよ。姉ちゃん。ちっとは出来るそうじゃないか。期
待してるぜ」
ポッドの腕を買われ、ヒロシの代わりにチーム・ドクロのポッド、ヒロシ・ザ・アナー
キーのポッド乗りとしてポッドバトルに出場することになったクラウ。
クラウの試合を見るべく、マスター、ユウキ、クリスマスそしてダグの姿が観客席に。
クラウの試合を前にして、自分の責任でクラウが試合に出なければいけなくなったこと
を気にしていたクリスマス。
だがダグは、バトルポッド程度はクラウにとってへいちゃらぷーだと安心させる。
いよいよ試合開始。クラウの相手チーム、チーム・Zのポッド、シャークヘッドの突進
をジャンプして回避し、相手の場外を狙う作戦は失敗。
続く攻撃も難なく回避するも、場外の警告サインに気を取られている隙に相手に捕まり
場外に押し出されそうになってしまう。
押し戻そうとしたクラウの手に電撃が走る。シャークヘッドが電撃装置を装備していた
ことを知ったクラウは怒り、シャークヘッドを殴り飛ばすのだった。
# 整備所においてチーム・ドクロの人達が全員クラウに背中を向けていたのは、格好をつ
# けているのかと思ったのですが、ヒロシの代役がばれないように壁にでもなっていたの
# でしょうか。
# 敵のポッド、シャークヘッドは電撃装備ですが、これってレギュレーション違反になら
# ないのでしょうか? ドリルも装備しているようですが。一方、ヒロシ・ザ・アナーキー
# の方は武器らしい武器が無い様子ですが、ちょっと不公平。その代わりに身軽ではある
# ようですが。
■血のクリスマス
アヤカの父「クリスマス、雪。これに徹夜の張り込みと続けば、涙無しでは語れぬパパの
若かりし思い出、となるがね」
GPOの輸送機で択捉島へと向かうアヤカ達。王の端末にクリスマスの情報が映し出さ
れているのを見て、アヤカは嫌な名前と感じる。
14年前のクリスマス。自宅で一家揃ってパーティーの準備をしていたアヤカ一家。雪が
降り出しはしゃぐアヤカは、外に出て雪の中の自宅が見たいと言い、雪の降る外に走り出
す。
クリスマスのために飾り付けられた自宅を丘の上から眺めたアヤカは、窓際に弟が立っ
ているのに気づき手を振る。
その直後、家の灯りが全て消える。
不審に感じるアヤカ。その時、家の中で閃光が。
それを見て、一瞬明るい表情となるが、すぐにその手が震え出し、歯が鳴り出す。
家に駆け下りて自宅に戻って来たアヤカ。
玄関先には複数の足跡が雪上に残され、電気も切られていた。
真っ暗となったリビングでアヤカは足を滑らせて転ぶ。
それは、両親の血だまりであり、その中でアヤカはもがく。
そしてアヤカは目撃する。窓際で倒れている弟の亡骸を。
スタイガー長官の葬儀はGPO本部で大々的に行われ、その会場でアヤカは犯人が捕ま
ったと知らされる。
副長官に犯人グループが反政府組織の犯行では無く、強盗目的だったと問いかける記者
達だが、副長官は調査中と答えるばかりだった。
# 前回の次回予告でも出ていた、アヤカの14年前の過去回想シーン。停電の中、銃撃の閃
# 光が光るのを見てほっとした直後、事態に気付いて震え出すアヤカ。血の海の中で藻掻
# いているアヤカの描き方が嫌すぎです。こりゃトラウマになりそう…。
# 葬儀のシーンに王が参列しています。副長官もどこかで見たような…。
# 長官一家が惨殺された原因は、何故かぼかされている様子。この辺りが今後の話にどう
# 絡んで来るのでしょうか。
■ダグとの出会い
アヤカ「あの日、何故あの家に行ってみようと思ったのか、判らない。何か、ケリをつけ
ようとしていたのか。判らない。判ったのは、この家にはもう、パパもママも、弟
もいないということ。あるのは…。あざ笑う声が聞こえた。そんな気がした。未だ
この家から立ち去っていない。あれは…。悪意だと思った。この家には悪意が居座っ
たまま離れない。その悪意が私を見つめている。そう、感じた」
事件後のある日。我が家を訪れたアヤカ。
そこで改めて、この家には両親も弟も無く、悪意だけがそこに居座っていると感じたア
ヤカ。
月日が流れ、アヤカはアカデミーから警察に入っていた。
その射撃訓練の様子を見たダグは、アヤカに人を撃っているつもりかと言い、的だと思
わなければ当たりゃしないとアドバイスするのだった。
# 取りあえず、学校の制服姿のアヤカ萌え。家が荒れ果てていないので、一年も経ってい
# ない時期なんでしょうね。もう家には家族がいないということで悲しみを新たにするだ
# けで無く、悪意を感じてしまったという辺りが良く分かりませんが、この時点で父親に
# 恨みを抱いていたということなんでしょうか?
# 警察の訓練校のシーン。背中だけしか出ていないですが、あれがダグとの出会いですよ
# ね。的だと思わなければ当たらないというのは、人を撃った人じゃないと出来ないアド
# バイスな気がする。
■試合は反則負け
クラウ「あ。ええ、まぁ。でも、失敗しちゃったからな」
クリスマス「私はすっごく楽しかったよ」
クラウ「え」
クリスマス「見てて一杯ドキドキしちゃった。クラウ格好良かったよ」
バトルポッドの試合はクラウが勢い余ってコックピットを攻撃してしまったため、反則
負けとなってしまう。
その夜、「うみすずめ」で開かれた残念会。
クラウは、クリスマスにクラウが格好良かったと言われ、顔を赤らめる。
翌日、空港に続々とGPOが到着する。
学校から帰って来たユウキから「うみすずめ」でその情報を聞いたクラウ達。
街の中を車で走るアヤカに部下のキムラは、乗船名簿にあったダグの同伴者が本当にク
ラウなのかと訝しんでいたが、アヤカは通りかかったダグを発見。車を急停止させる。
ダグはアヤカがこの島に来ていることを知り、慌てて「うみすずめ」に飛び込んでくる。
しかし、彼がクラウ達に入った時には、感謝してるとのメモ書きだけで、二人はいなく
なっていた。
それを見て、ダグは「馬鹿野郎」と叫ぶのだった。
# 試合は反則負け。流石に場内、ブーイングの嵐です。
# 夜の残念会。クラウ達の会話の裏で、マスター達が話していますが、それによると試合
# に来なかったマスターの奥さんは実はポットバトルのバトルクイーンだったそうです。
# レースクイーンみたいなものでしょうか。きっと、娘さんも美人に育つことでしょう。
# クリスマスに格好良かったと言われて顔を赤らめるクラウ萌え。
# クラウ達の行く先があっさりと割れたと思いきや、どうやらダグの立ち回り先から見込
# みで択捉島までポットまで連れて出かけていったらしい。前回、来週退院という話をし
# ていたり、王も月まで往復していたりしたので、ここに居着いてから時間が経っている
# みたいですね。
# クラウ、相変わらずウェイトレスとしての仕事を全くしていません。
# アヤカと出会い、慌てて「うみすずめ」に駆け込んだダグ。ダグは自分の名前で乗船し
# たらしいのに、ここに追って来ないとでも思っていたのでしょうか?
# クラウ達の休息の日々(?)もこれで終わり、次回からまた逃亡者の日々が待っている
# ようです…。南国に行くらしいのが、唯一の慰めか。
■次回予告
アヤカ「私にはクラウを必ず捕まえることが出来る。そう、思えるんです」
王「何故かね」
アヤカ「私の胸には暗い穴が空いていて、そこに奴の顔が見える気がするんです」
9th Reaction「天使が消えた街」
では、次回の記事へと続きます。
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