《家族が重要にならざるを得ない》



『国の保障だけでは暮らせない』ことは明らかだ。



何とか国の保障だけで暮らせる人は一部の富裕層に限られる。

(彼らにしても、かけた保険料と受け取る年金は非常に割に合わないものになる。)

限界まで負担が上がればあとは自動切り下げしかなく国の保障だけで暮らせる年金の
支給は無理だ。

大半の国民は国の保障だけでは暮らせないことになる。



その場合、資産も併用することになるわけだが、確かに、今の親の世代は資産形成も
できている。

ただし、負担が上がる今後は無理だ。

負担が高くなれば貯蓄や資産形成などできなくなる。

北欧でもそうなっている。



資産があってもインフレなど経済変動に弱く、資産では保障にはならない。

いずれ、『国の保障だけで暮らせない』と分かると、家族の重要性は高くなってい
く。

今のように、『国の保障はあるからなんとかなる。家族も子供も要らない』というよ
うな風潮ではなくなるのだ。



徐々に『家族は需要』とならざるを得ない。