KURAU 3rd Reaction

携帯＠です。

KURAU Phantom Memory 3rd Reaction『追う者たち』について雑感など

# 今週分が休みで助かった…。

　第２話の感想をすっ飛ばしているのでちょっと雑感。
　親父の腕をリナクスの力で分解してしまい、それでも親父はクラウのことを愛していて、
クラウのために別々に暮らすことになったというのが、クラウが一人暮らしをしている
理由でしたか。
　クリスマスの服を買いに行く際のクラウの馬鹿っぷり。まるで、娘を持った父親か、シ
スコンの兄みたいな感じでしたが、１話経ってみると夫婦へと進化していた様子です。

　そうそう。ＯＰはクラウ×クリスマス、クラウの成長過程と萌え萌えの一品でした。
　ＳＦな向きを期待している人には不評な感想を良く聞く本作ですが、愛情物語として見
ている人には好評であるように見えます。
　さて、今回はどうでしょうか……。

●おままごと

クリスマス「私なら大丈夫だよ。一人だって買い物出来るし、留守番だって出来るし、心
　　　配しないで。お腹空いちゃった。朝ご飯作るね。お料理の本から良いの見つけたん
　　　だよ。何だと思う？」

　クリスマスと一緒に暮らし始めたクラウ。
　そんなクラウをエージェント、ダグが監視していた。

　そんな時、宇宙空間で貨物船の衝突事故が発生、複雑に回転を続けジェミニ軌道ステー
ションへの衝突コースへと向かう船に残ったパイロットを救出する仕事を南田から依頼さ
れるクラウ。
　クリスマスのため危険な仕事を受けるのを止めたクラウは即座にこれを断るが、自分な
ら大丈夫というクリスマスの気遣いを受け、仕事に出かけることにするのだった。

# クラウ達の様子を監視していた男。ＥＤでは名前が「ダグ」ということしか推定出来ま
# せんが、公式サイトによると彼もエージェントということらしいです。誰かが依頼して
# いたということですね。

# クラウとクリスマスの様子を「おままごと」と評したダグ。姉妹をさしておままごとと
# は言わないと思うので、やっぱり夫婦？

# 貨物船の事故を報道しているニュース番組「NEWS7」。まんま現在の民放のニュース番
# 組という感じ。パイロットの安否が気遣われますと言った直後に、ＣＭの後はお天気コー
# ナーですというテロップに苦笑。あんな大事故でも、お茶の間では大した出来事じゃな
# いんだなと。

# 自分のことを心配するクラウに大丈夫だというクリスマス。良い娘だなぁ。


●お腹が空いた〜♪　お買い物〜♪

テッド「母さんは父さんの仕事嫌いだったみたいだけど、僕は好きだったな。だって、お
　　　父さんがＧＰＯだなんて格好良いもん」

　宇宙空間の仕事のため、軌道エレベーターへと向かうクラウ。
　ダグは相棒のエージェントに後を追うように指示、自らは買い物のためクリスマスが出
かけた隙に、クラウの部屋に侵入、写真立ての裏側に盗聴器を仕掛けるが、扉から脱出し
ようとしたところを財布を忘れたクリスマスと鉢合わせしてしまう。
　クラウに用があると言い逃れして、何とか脱出したダグはドジったと思いつつもそれを
深くは気にすることは無く、別居中との妻の間の息子、テッドと面会していた。
　テッドに新しい仕事が格好良いと聞かれ、かつて勤めていたＧＰＯよりも格好良いと答
えるダグなのだった。

# お出かけの時に歌いながら行くクリスマスが可愛い。クラウ（小）もそうでしたが、歌
# いながら歩く様子が何となく宮崎アニメっぽい感じ。

# 元ＧＰＯのエージェント、ダグ。侵入時はスマートだったものの、脱出時にクリスマス
# と鉢合わせして一端ドアを閉めちゃったところで爆笑。言い逃れしたとはい思いっきり
# 顔まで見られているのに、まぁ良いかは無いだろう（笑）。前職の時からかなり適当な
# 仕事ぶりだったのかもしれない。

# 仕事中に別居中の妻との間の子どもと会っていたダグ。成る程、クラウとクリスマスの
# 夫婦生活を「おままごと」と評するだけのことはある？


●手ぶらで帰れる訳無いでしょ

ホセ　「夢か。俺はしんじまったのか」
クラウ「死んだら夢は見られないわ」

　軌道エレベーターで宇宙に出たクラウは、依頼主である貨物船パイロットの同僚と家族
に会う。クラウを見て、こんな小娘がエージェントかという同僚もいたものの、家族に助
けてくださいと頼まれたクラウは、「うん」と肯くのだった。
　ＧＰＯの許可も受け、同僚達の操縦する別の貨物船で目的地へと向かうクラウ。
　だが、ＧＰＯは30分後にパイロットの安全を確保しないまま貨物船の強制撤去を行うこ
とを発表。クラウ達の貨物船に対して、宙域が航行規制を告げる。
　ＧＰＯの警告を無視することにした同僚達は、クラウに座っているように言うが、もち
ろんクラウは手ぶらで帰るつもりなどは無かった。

　事故を起こした貨物船とスピードを同調、ぎりぎりまで側に寄せようとする間も無く、
ＧＰＯの軌道保安局の巡視船が接近。クラウはボードで貨物船へと向かう。
　クラウは高速で回転する貨物船への移乗に一度は失敗したものの、冷静に回転して来る
貨物船に取り付くことに成功。

　パイロットは酸欠で気絶していて、ハッチも動かなくなっていたが、破損部分を見つけ
てそこから侵入。
　開かないキャビンの扉はリナクスの力ですり抜け、パイロットに酸素を供給すると、ク
ラウは宇宙船をリナクスの力で変形させることにより強引に回転を制御し、スラスターを
逆噴射させて軌道エレベーターのシールド寸前で貨物船を停船させることに成功するのだ
った。

# 保安局の予定が変わったということで、これからは違法行為だという同僚達。てっきり、
# 最初から違法行為だとばかり思ってました。でも、事故貨物船に接近する許可は貰って
# いなかったと思うぞ、絶対。

# プラネテスではタナベ達はあんなに苦労していたのに、クラウのＥＶＡは無茶苦茶です。
# あの回転制御だって、本当はコンピューターの計算抜きで止めることは出来ないような
# 気がするのですが…リナクスって、頭脳も電子計算機並みってこと？

# プラネテスといえば今回事故を起こした貨物船はTSI-12号と言うらしいのですが、これ
# ってDS-12ってこと（違）。


●手柄を取られて不満か？

アヤカ「ぶしつけではありますが、アヤカとおよびください。みな、そう呼んでおります」

　クラウの活躍をダグに電話で話していたエージェントは、直後にＧＰＯの黒服達に囲ま
れてしまう。
　クラウが地球へと降下していた頃、地上のＧＰＯでは、クラウをリナサフィアンとして
捕獲するとの決定なされ、既に捕獲部隊が準備中であると、クラウを監視していた王警視
正に告げられていた。
　そんな王の前に、捕獲部隊の部隊長を務めているアヤカ・スタイナー警視が現れ、翌日
付で王の部隊に配属になると告げるのだった。

# 前話でも出ていましたが、クラウ以外にもリナクスの力を持つ者が居て、しかもそれは
# リスト化され捕獲対象となっているらしい。ということは、リナクスの世界との出口は、
# あの実験装置以外にもあちこちに開いてしまっているということなのかなぁ。

# 新キャラ、アヤカ・スタイナー警視登場。きつい目の美人さん。初対面の相手に、名前
# で呼ぶようにいきなり言うというのは、何か訳ありなんだろうか。


●逃避行へ

クリスマス「ご飯食べる？　それともお風呂？」

　自室に帰って来たクラウは、出迎えたクリスマスを抱きしめる。
　クラウがお風呂に入っている間、夕食の準備をするクリスマスから、留守中に男が訪ね
て来たと聞かされ、クラウは吃驚。
　クラウは風呂から上がると部屋の中から盗聴器を忽ち見つけ出し破壊すると、この町か
ら出て行くとクリスマスに告げる。

　以前から自分を呼んでくれているブローカーの所に行くと告げるクラウ。
　しかし、アヤカ率いるＧＰＯが、昨晩の件で話があると訪れる。
　廊下にはＧＰＯの特殊部隊が待機していることを確認したクラウは、クリスマスを連れ
てテラスに脱出。それを知ったアヤカは部隊を率い室内に突入、部隊はクラウ達をテラス
の一角に追い詰める。
　しかし、クラウはクリスマスを抱えてテラスから飛び降り、リナクスの力で空を飛び、
彼方へと飛び去って行くのだった。

# 帰って来た時の熱い抱擁、そしてクリスマスの台詞。やっぱり夫婦だ（違）。

# クラウの入浴シーン…だけで無く、その後の着替えシーンでは後ろ姿とはいえ裸まで。
# どこぞの湯煙増量アニメも見習って欲しいものです。付け加えて、今度はクリスマスで
# も是非（こっちが本題）。


●次回予告

「自由に空が飛べたらいいと思わねぇか？」
「何言ってるんだか。用が無いなら帰るわよ」
「妙な噂を聞いたんだ。お前が何だか、特殊な能力がある連中を追っているらしいって」

　では、また。

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