てつたろです。

続いては初夏の新番組寸評です。
(既に個別にはいくつか記事が出てますので
今更なものも有るかも知れませんが)

芳賀さんの番組表を参考にさせて頂いています。

並びは私の視聴開始の順です。


◆サムライチャンプルー(6/20スタート)

総合/3+

最近多い「なんちゃって時代劇」のなかでも
特に時代考証が無茶苦茶。
微妙に変だと気になるけど、こうまであから
さまだと気にならなくなります。

「強けれりゃ何でもいい」という発想の
ムゲンは「悪」というかロウ/カオスのカオス
側の人間。
(ジンはロウ側、フウがニュートラルですかね)

強さ以外にこだわりを持たないムゲンが
フウやジンとの絡みでどう変わっていく
のかが見所でしょうか。

一見、シンプル&ストレートなフウも
それだけじゃ済まなそうだし。

視聴継続中。
(ていうか、既に新番組じゃないか)


◆KURAU Phantom Memory(6/24スタート)

総合/5

「リナクス」って聞くとどうしても「LINUX」
が浮かんでしまうんですが、わざとかな。

リナクスの思考を持ちながら、時々突発的に
オリジナルのように振舞うクラウ。
お父さんはオリジナルの癖の中に娘を見出した
ようですが、私は「心臓移植を受けた人が元
の心臓の持ち主の記憶を引き継ぐ」話を思い
出してしまいました。

多重人格、記憶喪失、前世の記憶をテーマに
した作品は多いのですが、それら同様
「人って何で成り立っているのかな」と
考えさせられる作品のひとつになりそうです。

「この体はお父さんに返す」と言ってますが、
心の認識のないリナクスだけに本当に体だけ
返したりして……
(なんてことにはならないだろうけど)


◆マリア様がみてる?春?(7/4スタート)

総合/4+

「ごきげんよう」
の挨拶が今、再び。
先週に前回の最後の話があって、タイトルが
変わっただけで継続視聴しているような気分。
(だからこそホッとします)

これから進級して新入生も登場し、祐巳さん
を取り巻く環境も変わっていくのでしょう。
卒業した後の先代薔薇様達をどう絡めていく
のか、どんな「妹」が来るのか、楽しみです。
(だから原作は自粛中)

裏の「デカレンジャー」(特撮)はVTR録画して
「みてはる」をRD-X2に録画中。
(Red Lantisさん、ちゃんと見てますからね。
え、「生視聴すればいい」って?
……とても毎週は起きられません)


◆アガサクリスティーの名探偵ポワロとマープル(7/4スタート)

興味がないので見ていません。


◆蒼穹のファフナー(7/4スタート)

総合/4+

土曜に徹夜して日曜の夕方に帰るや否や、
有無を言わさず女房に布団に押し込まれ
寝かされた。
……ままタイマーのセットをし忘れた!!
先週の「せんせい」のまま2:00〜1Hセット
なので、一話が入っていなくて二話のみ
視聴です。T_T
(EPGが羨ましいけど、今回のような2話放映
はどう処理してくれるのだろう?)

主人公が男?あれ?

個人的には「絵柄と人間関係が『種』で敵が
『ラーゼフォン』、味方メカは『アルジェント
ソーマ』を感じました。
(ファフナーの胡散臭さがザルクっぽい)

過去作品との類似を指摘されるのって初期
の掴みとして狙い通りかも知れませんが、
ただこの先も視聴者を惹きつけていくには
独自性を発揮できなきゃ駄目かと思います。
(個人的には「染色体異常」に期待 *-_-*)


◆GIRLSブラボー(7/5スタート)

総合/4-

「女性アレルギー」というのはありがちな
設定ですが、あんなモテモテ(死語)な目に
遭うのですから、ある程度ひどい目にも
遭ってもらわないと視聴者としては割に合わ
ない、のかな。
視聴者に対して露出度が低いのが深夜アニメ
らしくないですが、主人公はバッチリ(死語)
見ているようです。
(雪成。お前やっぱ、死んでろ!)

それにつけても、今期は女の子が降ったり
湧いたりする話が多いなぁ。


アニメ魂(7/6スタート)
旦那が終わって「魂」を感じなくなりました。
「A15/R15」でやればよかったのでは?と
思わせる内容。
それぞれのゲームは未経験です。

◆ 月は東に日は西に-Operation Sanctuary-

総合/3

ギャルゲーもの1
いや、「GIRLSブラボー」も「DearS」も似た
ようなもんですが、これらが育成SLG系なら、
「はにはに」や「Wind」はノベル系。

なんだか「異世界」が絡んでいるようですが
今のところその設定だけ0浮いてます。
「グリグリ」みたいにならないか心配。
(ハッ、略し方も似てる)

◆ Wind-a bless of heart-

総合/3-

ギャルゲーもの2
いや、(以下省略)

初回からどうも印象が薄い。
早くも話もキャラも忘れかけていて、愕然。
(ゆえに、視聴ぎりぎりの"3-"をランク)

「はにはに」とあわせて、このままでは惰性
でみるアニメになりそうな予感です。
(あるいは切るか。
ただでさえ水曜は見るものが集中してるし)


◆お伽草紙(7/6スタート)

総合/4-

音楽は現代のものですが、スピード感のある
戦闘シーンでは妙にマッチ。
チャンプルと違い、話は正統派時代物です。
(頼光が「光」だった、というのは「原作」
にはない設定でしょうが)
清明がなにか企んでるぽくて、「陰陽師」等
のイメージとかなり違います。
(「陰陽ノ京」(渡瀬草一郎・電撃文庫)の清明
は狸親父ですが)


◆ギャラクシーエンジェル(7/7スタート)

総合/3+

とうとう深夜に来てしまいましたか。
毒があるので子供向けじゃないと判断された
のかな。
折角だからリミット解除でハジケテください。

と思ったら、第一話からいきなり死後の世界
かよ。ちとせは初回「顔出し」だけ。
(どうやって生き返るかは毎度聞かない約束)

ゲームやっていないから知らないけど「烏丸
ちとせ」って、ああいう性格だったんですね。
(GAに出るヒロイン級キャラがまともなわけ
ないか)


◆ニニンがシノブ伝(7/9スタート)

総合/4+

新番組の宣伝を見る限り「本当にアニメ化
しちゃいます」というのは「なにを大げさ
な」と思っていたのですが……

見事なボケぶりに拍手!
1本抜けたネジを間違って違う処に挿して
しまったかのような抜けっぷりです。
彼女のような忍者を「抜け忍」と呼ぶので
しょう。(え、「抜け」違い?)
楓の巻き込まれ型ツッコミも初っ端から堂に
いったもの。

始まるまでは期待していませんでしたが、
初見から"4+"をつけちゃいます。


◆DearS(7/3スタート)

総合/4-

前夜祭は軽くパス。
本編の放映は7/10からなので、最後にもって
来ました。

絵柄が河下水希氏(「いちご100%」集英社)
に似ているなぁ、というのが第一印象。

真更な女の子を拾ってきて人間的に成長させる
のは「ちょびっつ」に似ているなぁ、という
のが次の感想。
(最初言葉を喋れないし、初期状態らしい)

OPといい首の鎖といい、これはペコポン人を
堕落させようという、しんりゃくしゃの作戦
に違いない。
(私は、私は、負けないぞぅ……目の前にDearS
が来なければ、きっと大丈夫)


総評
「どこかで見たような話」が多いので、評価
もその影響を受けている可能性があります。
「KURAU」のような独自の世界観が構築されて
いる作品は製作者の意気込みが感じられて
頼もしいのですが。

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